本日は昨日の宮之浦岳に引き続き、ユカちゃん&マイちゃん、急遽参戦が決ったユ〜くんと一緒に龍神杉へと行ってまいりました。朝お迎えに行くと、ユカちゃん&マイちゃんは意外と元気な様子…。昨日の宮之浦岳でひん死の状態になっていると思いきや、俄然やる気満々でありました。対するユ〜くんも連日の登山なのですが、もともとスポーツ系なので笑顔のスタートとなりました。
昨日も山は降ったり止んだりの天気でしたが、今日も引き続き降ったり止んだりの展開になりました。龍神杉は標高の低い所から歩き始めるので、暑いッ!熱い心以上に湿度&気温が高くて、歩き始め数分にて汗だくになれました!いよいよ、夏だなと。
でもって、コンクリートの道やら植林を抜けて、美しき石積みの階段エリアに。ん〜、梅雨って最高だなぁと思えるほどに、緑色の世界が待っておりました。濃いッ!歩いては止まり、止まっては歩く感じでテクテク歩きました。もちろんこの標高はまだまだ暑かったです。
とまぁ、体がほてりまくってきたので、沢にてロングブレイク。沢だけは天然クーラーでして、至福のひとときでありました。ちなみに下の写真…、良〜く見るとユカちゃんとマイちゃんは寝てます…。それほどまでに快適な沢でした。昨日の疲れがちょっと出ていたかなと。マイちゃんも朝から「なんなん、今日昼寝できる?」と言ってきたほどだったので、良い時間だったなと。
で、寝てばかりもいられないので、いつものようにテクテク歩き。トロッコ道跡は苔が潤い、雫ちゃんがたくさん実っておりました。下の写真は、壁に向って反省しているみんなではなく、雫に集中しているみんなです。
すると、ユ〜くんが「これがヒル?」と腕を差し出しました。ビンゴっ!ってことでみんなでヤマビルを撮影。まだ血を吸う前でありました。今日はたくさん出るかもな?と思っていたのですが、全部で数匹だったのでなんてことはなかったです。
そして、ヒルの後は、カエルのちびっ子登場。1センチほど大きさでありまして、かわいいのってなんのって。こちらの手もモデルはユ〜くんです。
とまぁ、石積みの階段をガンガン登り、汗もだっくだくになりつつ、沢にてまたブレイク。パラパラと雨が降っていたのですが、ユカちゃんは傘をさしてお昼寝モードに…。屋久島ヘビーリピーターともなると、こういう技術が身に付いてしまいます。
そして、本日一番の急斜面に突入!標高をあげてきているので、いくぶん気温は下がっているのですが、体はさらにヒートアップして燃焼系に。全身からほとばしる汗に梅雨の終わりを感じることができました。
そんな熱い?急斜面を乗り越えて、仮称:神々の領域に到着。ん〜、いつ来ても何度来てもここの場所は緑が凄いなぁ〜と。雷神、風神とご挨拶してから、龍神様にご対面。すると、いつもと違う事件がおきてしまったのです…。
何がおきたかというと、息をすることとしゃべることが同義語ともいえるユカちゃんから言葉がなくなったのです…。龍神様に会って大はしゃぎするかと思いきや、心の奥底まで響いてしまったようで、目を見開いたまま立ち尽くすユカちゃん。それに便乗して、しゃべっていないと呼吸困難をおこしてしまうかもしれないマイちゃんもしっとりモードに。それほどまでに打ちのめされてしまったのかもしれません…。もちろんユ〜くんも目をキラキラさせておりました。
というわけで、大騒ぎになるかと思われた龍神エリアは静かな空間のままにランチタイム。にわか雨が降ろうとも、光がちろっと差し込もうとも、眼前の存在に圧倒された展開となりました。珍しく?しっとりとした雰囲気だったなと。もちろん悪い意味ではなく、とても素晴らしい意味で。
とまぁ、時間の感覚が鈍りつつも、映画が一本見れるぐらい静かな空間を満喫。神々の領域を後にしました。心の奥の方から雨の音が聞こえてくるようでした。
そんなこんなで心が実に落ち着いた状態にて、一気に下山しました。急いでいるわけでもないのですが、3人とも元気いっぱいだったので順調そのものでありました。時々、にわか雨がザ〜っと降りつつ、太陽が森に差し込むというキラキラの世界を体験できました。これまた夏を感じさせる森歩きでありました。
でもって、朝も休んだ涼しい沢にてブレイクタイム。この頃になると心の静けさはどこかへ行き、ワイワイ楽しく、休憩できました。ユルい時間だったなと。
そして、最後の砂利道に出る直前で止まる3人…。いつもそうなのですが、マイちゃんとユカちゃんは「森から出たくない病」にかかってしまうのです。テレビ番組「笑っていいとも」の定番ネタでもあるゲストとお別れする時の「え〜〜〜〜っ」っていうあれでして、なかなか森から出てこないのでありました。とりあえず、ボクらは人間界に帰らねばならぬので、しぶしぶ車にむかいました。
そんなこんなで、無事に下山完了!言葉を失うほどにうちのめされつつ、みんな連日の疲れをほとんど出さずに、満たされた顔で戻ってこれました。梅雨の終わりに、素晴らしき龍神参拝ができた一日となりました。
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