本日は根性むき出しにして、屋久島ヘビーリピーターのユカちゃん&マイちゃん、超ヘビーリピーターで一昨日も一緒にフォトジェニックしたみ〜ちゃん、加えて、5月から屋久島で働き始めたウッチー&アイちゃんと一緒に宮之浦岳へと行ってまいりました〜。もちろん梅雨はまだ明けていません…。
登山靴に向う途中からして、ときどき強烈な豪雨が…。まぁ、雷はなかったので、朝ご飯を食べてから、Top of 屋久島を目指しました。まぁ、雷がなったり、激しすぎるようだったらいつでも引き返す勇気を持ってのスタートとなりました。歩き始めそうそう、ヒメシャラの花が美しく落ちていて、奇麗でありました。ヒメシャラは花も雨が似合うなと。
そんな荒れそうな天気なのでありますが、意外と雨は降らずテクテク進みました。ちなみにユカちゃん&マイちゃんは昨年宮之浦岳へ行こうと企てたのですが、雷雨な感じで撃沈…。み〜ちゃんも以前途中まで行ったものの暴風雨のためにあえなく撃沈…。今日もまたドキドキの朝だったわけであります。そのかわり、気合いと根性をむき出しにしていたのはいうまでもありませんが…。そんなドキドキとは裏腹に、我らが淀川も相変わらずの美しさでありました。心が鎮まります。
とまぁ、屋久島トーク半分、雑談半分でワイワイしながら登り、花之江河付近に到着。ん〜、梅雨後半ともなると水苔たちが緑色になっていて実に良い感じであります。花之江河をはじめとする奥岳方面の苔や緑が最も輝く季節でもあります。
ちなみに下の写真は今年の4月の花之江河です。水苔たちは茶色です。色が全然違うのが一目瞭然であります。
そして、本日は大満開だったのでありますが、花之江河付近はコケスミレちゃんが絶好調。実に、実に小さいスミレです。可愛いなぁ〜。
で、ちょいと長めのブレイクタイムを取っていたら、み〜ちゃんがみんなに高級お菓子を配ってくれました〜!ボクは飴をすでにほおばっていたのでランチ後のデザートにすることに。屋久島では味わうことができないアーバンなお味でありました。み〜ちゃん、ゴチっす。
とまぁ、森がなくなる標高まではなんてことなく、順調に進むことができました。アイちゃんの足に危険信号が点滅する時もありましたが、なんとかかんとか投げ石平まで到着。するとマイちゃんが「腹減った〜〜〜〜」と。みんなもけっこう空いていたようで、雨風がしのげる岩屋で早弁することに。まぁ、多少雨はかぶりましたが、思ったより平和なランチがいただけてよかったです。
そして、奥岳付近は小さな高山植物の季節がまさに訪れようとしております。屋久島というとついついシャクナゲのことばかりが目立った存在になってしまうのですが、1センチほどの小さい世界もまた最高です。名前を覚える覚えないは別にして、良い感じでありました。ちなみに下の写真はなんとか残っていた「シャクナンガンピ」という花です。個人的にこの花が好きなのですが、遠くてあまりキレイに撮れませんでした…。
そして、ジワジワと標高をあげて、最後の水場付近に。するとマイちゃんがポッケの中から秘密兵器を出しました。「運動水」まではいいのですが、このキャラクターはチュウくんと言うらしいです。効果のほどはわかりませんが、マイちゃんは最後の最後まで元気でした。
そして、誰一人「辛い」とか「嫌だ!」ということなく、歩き続けることができました。激しい雨に当たったり(ほんの数分)、強烈な風に叫び声をあげたり、最後の根性を振り絞り、登頂できました〜!ボクもここまでスムーズに頂上に着けるとは思っていなかったので、ついつい笑みがこぼれてしまいました。
風は風速20m近くだったのではないかと。雲の切れ間が一瞬でも風景が広がらないかなぁと思ったのではありますが、たちうちできませんでした。そんな暴風雨を体験するべく、頂上の祠へ足を運びました。ん〜、ここの風が一番強かったです。正面から風を受けたら、何もしゃべれないほどの強風!ウッチーも「わたし、こういうの好き」と刺激を求める梅雨の風でありました。
結局は30分ほど粘ったのですが、いっこうに雲がなくなる気配もないので、リベンジを誓って(?)下山開始。ところどころで咲く、ヤマボウシの花もデザイン性抜群でないでした。
そして、帰りはちょっとペースをあげてがんばりました。もちろん疲れは出ているものの、みんな確実な足取りで進みました。一気に淀川までおりてきてしまいました。どうせ休憩するなら、良い場所でしたいですから、帰り道でもがんばっちゃいました。もちろん自然な流れでブレイクタイムに。ユルき時間でありました。
そして、ボクらがホッとなドリンクを楽しんでいると、でた〜〜〜〜!淀川に鹿ちゃんが…。み〜ちゃんはその昔、こんな光景に一度だけ会ったことがあるとのことで、今回はミラーレス一眼でナイスな写真を撮ることができたなと。絵になります。
というわけで、終始ワイワイガヤガヤしつつ、頂上でジェットコースターばりの嵐を体で感じ、水と森と風と戯れることができました。朝はどうなってしまうんだろうと思いましたが、展望がゼロに近い状態でも、みんな元気に笑顔満点で帰還できました。刺激的な一日でありました。
なんちゃん、昨日はありがとう!
返信削除体力なくて、みんなの足を引っ張ってた気もしますが(^^;
それでも、なんとか登頂できてよかった!
はい、どうも〜!み〜ちゃん!早速の書き込みありがと〜。今頃は鹿児島かな?
返信削除とにもかくにもジェットコースターなみの頂上は最高に楽しかったねぇ〜。
景色は見えなかったけど、あの時にしか感じれない頂上が素晴らしかった。
九州最高峰はただものではなかったでしょ〜!有終の美だったなと。
てなわけで、日常でモヤモヤすることがあったら、あの日の頂上を思い出してチョ!