2012年10月13日土曜日

友情を深める縄文参拝でありました。

 本日も元気全快、アイちゃん&シ〜ちゃんと一緒に縄文杉へと行ってまいりました。実はアイちゃん、以前一年ほど屋久島に住んでいたんです。その時に、ボクが案内して縄文にも行っていたのですが、今回は20年近い親友のシ〜ちゃんを引き連れての縄文参拝だったのです。ちなみに屋久島大好きなアイちゃんだけに、アイちゃんのお父さん&お母さんも縄文杉へ行っております。血は争えないなと。

 そんな幕開けだったのでありますが、登山バス乗り場につくとまさかのお祭り状態ッ!いきなり100人ほどがバス乗り場で大わらわでありました〜。まだまだ縄文の夏は終わらないのかと思いきや、今日は土曜。なるほどなと。ちなみに今週は200人前後の人出だったのですが、今日は倍の400人に満たないぐらいの人達が登ったようです。ご覧の通り、バスもひしめき合っておりました。


 で、今時期からは日の出の時間が遅く、日没の時間が早いので、歩き始めは薄暗いトロッコ道です。目が慣れるとヘッドランプもいらないほどだったのですが、この夜が明ける直前の時間帯は言葉にならない感覚があるなと。良い雰囲気でありました。


 シ〜ちゃんは初屋久島だったので、屋久島トークをたくさんしつつ、トロッコ道。曇りで、涼しく、歩きやすかったのですが、もう眠いってなんのって!3度目の縄文であるアイちゃんも睡魔と闘いながら歩きました。快適すぎる道のりも問題か!?そして、前からアナウンスがあったのですが、トロッコ終点10分手前に携帯トイレブースが完成しておりました。線路の行き止まりにあるってのが、おつな感じです。


 そして、翁杉に到着したのですが、アイちゃんが屋久島に住んでいた頃には立っていただけに、倒れた姿を見るのは初めてのアイちゃん。翁杉は倒れてしまいましたが、森は生きているのだなと。


 でもって、ウィルソン株に到着して愛の撮影会。仲良し二人で愛を語り合いました。なぜかアイちゃんのテンションは初めてウィルソン株に着たような上がりっぷり。いつなんどきも新鮮です。


 ワイワイしながらも急斜面をクリアして休憩タイム。「山にはバナナチップよね〜」ということで、ボクにも分けてくれました。森の中で食べるドライ系フルーツは絶品だなと。ごちそうさま!


 でもって、休憩を終え歩き始めるとガイドのNちゃんが「食べる?」と話しかけてきてくれ、毒キノコを出してくれました〜!ご覧の通りです。何やら新種のキノコの山で、傘の部分がハッカ風味で、石鎚部分がチョコクッキーという毒々しい感じ。気になるお味は、普通にうまかったです。


 この辺からはドンドン霧が濃くなっていき、神秘的な森の様相に…。中央の下に人が歩いているのがわかると思います。こんな森…。最高です。初屋久島にしてシ〜ちゃんは贅沢すぎたかなと。それほどまでに濃厚な濃霧でありました。


 そして、一気に縄文杉へ到着ッ!若い男子達がひしめき合っていましたが、元気にご対面できました。何を隠そう、シ〜ちゃんは完全インドア派な生活らしいのですが、快適な森のおかげなのか、トレーニングの成果が出たのか、笑顔で登ってこれたのです。ナイス!ちなみにウィルソン株同様に、アイちゃんは初めて縄文杉に来たようなハイテンションぶり。いつなんどきも新鮮であります。


 そして、若い男子達はすぐにいなくなったので、のんびりタイムに。デッキもガラガラになり、縄文杉と語り合っていると…。なんと厚い雲の中から太陽が!霧がかかっているのに、まばゆい空間が広がりました〜。デッキの上にいた人達は大盛り上がり。その劇的な変化が美しかったです。一気に視界が開けて、霧の中にたたずんでいた縄文杉もくっきりドッキリ!凄い瞬間でした。


 映画のワンシーンを見ているかのような縄文杉を体験した後は、お腹もすいたので下山開始。立ち止まっていると寒い季節でありますが、おいしいランチタイムでありました。
 その後は下りに集中して、ズンズン進みました。2人ともまだまだ元気で快調そのもの。トロッコ道は先頭を交代しながら歩いて、まだまだ速度が衰えません。「トロッコ道なが〜い!」とわめきつつ、3度目にして初めてトロッコ道の長さに気づいたアイちゃん。いつなんどきも新鮮です。
 途中から雨が降ってきたので、沢には寄らずに休憩小屋でブレイクタイム。良い時間でありました。出発間近にオバさまたちが押し寄せてきたのですが、2人が座っている場所に無理矢理座り込んできて、お尻でプッシュ!さすがオバさま達…。相当、座りたかったんだろうなと…。思わず、みんなで笑ってしまいました。


 最後のトロッコ道も全く速度が落ちずに、今まで以上に速かったのでは。気持ちいい速さで登山口まで一気に歩いてしまいました。


 で、登山バス乗り場は案の定、盛り上がっていて通常の時間帯のバスは満員御礼。すぐに来た臨時便に乗る事ができました。
 そんなこんなで、霧も太陽も雨も体験でき、2人の友情を深め合うことができた縄文参拝となりました。

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