2012年7月29日日曜日

怪しいサングラスで頂上に立てました。

 本日は屋久島3度目来島のエッちゃんと初来島のミッちゃん、5年ぶりの来島であるヤヨイちゃんと一緒に黒味岳へと行ってまいりました〜。ここ数日は里で晴れて山は雨。登山口は雲ひとつない天気でありました。湿度も低く、久々に山で雨が降らない日になるのかと思いながらのスタート。

 実はエッちゃんの膝は通称「ガラスの膝」と呼ばれる危険な脚なのであります。昨年の春に白谷へ行った時に、今にもパリンと割れそうな膝を歩いたのでありました。でもって、今回は満を持して黒味!問合せの時点から「トレーニングしていこう!」を連呼していたのですが、バッチリ普段のままに今日という日を迎えてしまったわけです…。そんなわけで、木漏れ日の差し込む森の中をゆっくりと歩きました。


 ミッちゃんとヤヨイちゃんは初屋久島だったので、屋久島トークを織り交ぜながらテクテク歩きました。順調に淀川へ到着。ん〜、今日もド級の美しさでありました。木漏れ日が差し込み心の中まで透き通る感じであります。


 ジワジワと標高を上げつつ、花之江河へ到着。今日の登山口は意外と人が多く、黒味を目指す人も20人ほどいたでありましょうか。縄文杉では考えられない数字ですが、黒味としては多めであります。ボクらはゆっくり歩いていたので、花之江河はほぼ貸し切りでありましたが…。
 そんなユルい休憩をしていると、ふとヤヨイちゃんの軍手に目がいったのですが、なななんと手のひらのゴム部分が猫の肉球だったのであります!かわいいなぁと。思わず、写真でぱちり。今日は手を使う所がたくさんあったので、大活躍だったわけであります。


 その後も、ゆっくりペースながらも順調に進んでいると、ボクの目の前をぶ〜〜〜んと大型の昆虫が飛んでいきました。着地した所に目をやると、以前のブログにも書いた「ヘビトンボ」くんが!みんなで「キモイ!」といいつつ、興奮してしまう虫であります。蝉のようなトンボのようなバッタのようなよくわからない風貌がカッチョいいです。


 道草を食いつつも、急斜面でロープをたぐり寄せて森林限界に突入〜。暑〜〜〜い!そこそこ雲が太陽を隠してくれるものの、基本は灼熱地獄!すかさず「サングラスをかけよう!」ということになり、みんなで怪しいサングラスをかけました〜!ボクは普段から車で使うオーソドックス系、ヤヨイちゃんはジョンレノン系、エッちゃんはヤンキー系、そしてミッちゃんはサイパングアム系のサングラス。スポーツ系のサングラスじゃない所がたまらなく楽しかったので、記念撮影までしてしまいました。一応、このブログではその写真を割愛させていただきます…。ミッちゃんがけっこう恥ずかしがっていたので…。

 そんな怪しいサングラス姿で無事に頂上へ到着ッ!なぜかボクら歩く上だけ青空&太陽だったのですが、徐々に雲が流れていき、頂上付近は意外と過ごしやすかったです。ジリジリ太陽光線を浴びつつも、爽やかな風が吹いておりました。この時すでにヤヨイちゃんは手ぬぐいも顔にまいて農作業系の登山スタイル。活かしてます。


 直射日光を避けるために、岩のしたでランチタイム。これが大正解で、実に快適なお昼ご飯となりました。頂上の岩に守られて、日影が気持ちよかったなぁと。思わずのんびりしてしまいました。日帰りの黒味登山客はすでにみんな下っておりました。


 んでもって、問題の下山が開始されました。冒頭でも書きましたがエッちゃんの「ガラス」を割らないように、慎重に進みました。所々で「割れた?」「まだ割れてない?」「割れそう?」と確認しながらテクテク歩きました。今時期は日の入りも遅めなので、無事に帰ることを最優先してすすんだわけです。 


 そして、なんとかかんとか淀川へ到着!西日が差し込む中でユル〜いブレイクタイムを過ごすことができました。ホッ。良い時間でありました。


 最後の歩きは、さらにガラスが割れないようにゆっくりテクテク。ふと後ろを振り向くと、エッちゃんの膝がぎこちない動きに!しかし!「大丈夫!」とボロボロになりつつある身体を引きづりながら、下山完了できました〜!標準タイムには全く及びませんでしたが、それがまたのんびりペースでナイスでありました。サングラスをかけ、風に吹かれて、気持ちいい夏の黒味登山となりました。

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