2012年3月19日月曜日

写真に熱くなれました。

本日はシンちゃん&メグミちゃんと一緒にフォトジェニックな一日を過ごしてまいりました。シンちゃんが昨年ナイスなデジイチを購入したものの、しっかりと写真を撮りたいということで基本の「き」の字をマスターすべく熱くなってきました。

 で、車を走らせる事、ヤクスギランド線。3月16日から「屋久島国立公園」が誕生しました〜!今までは「霧島屋久国立公園」という名称だったのですが、霧島(鹿児島県)地方から独立という形で、日本で30番目の国立公園となったのです。パチパチ。もちろん行政上の区分けではありますが、独立したことによってよりよい自然環境が守られるのではないかと思います。個人的には英語の「Yakushima National Park」という響きが好きです。なんだかアメリカの「Yosemite National Park」や「Grandcanyon National Park」なんかと雰囲気がダブるので…。まぁ、どうでもイイ好みではありますが…。

 でもって、まずは歩かずしてなかなかの森の中、基本の「き」を掘り下げました。シンちゃんはいろいろと本で勉強してきたものの、やはり「生」で教わることで基本知識が腑に落ちておりました。メグミちゃんは普通のコンデジなのですが、基本の「き」は大きなカメラと全く同じ。しっかりと理解して、カメラの操作が手際良くなっておりました。もちろん感覚的に慣れるまでは時間も必要ですが、難しそうなことを理解すればあとは場数であります。この基本の理解なくして、カメラの道はないなと。

 一通り理解&習得した後で、マクロ合戦。昨日の午前中は森の中が雫だらけだったのですが、今日は晴れの影響で雫がない…。沢で水を汲んで雫を作ったり、被写体を探すのに時間をさきながら集中。そんな中で、オオゴカヨウオウレンがナイスなマクロの被写体になってくれました。大きさは1センチもない花だけに良い練習にもなるし、そのまま絵になってくれます。

 あっという間に時間は過ぎてしまうもので、ランチを食べて午前終了。場所を変えるべく、車を走らせたら、おサルの群れに遭遇。屋久猿と静かな距離を保ちながら、シンちゃんも望遠でパシャリ。一瞬、カメラが壊れたか?と思う再生できない事件が起きましたが、大丈夫でした。ホッ。

 でもって、本日は森が若干乾き気味であったので、巨木な感じのフォトジェニックデーとなりました。ちろっと歩くだけで、被写体になる木があるってのがまた屋久島の凄さだなと。午後の部は「アングル」という難問に挑戦。カメラの操作は理解すれば身に付きますが、アングルというのはなかなか手強いです。1つの被写体に対して、無数のアングルがあるわけでセンスが問われるなと。近くに寄ったり、遠くに離れたり、レンズを変えたり、寝転んだりしながらパシャパシャしました。難しくもあり、それゆえに楽しく、それでいて熱くなれる瞬間であります。

 でもって、これまたあっという間に時間が過ぎていき、3時をこえてのコーヒーブレイク。写真を撮るときって、かなりの集中力を要するので、普段のトレッキング以上にコーヒーがホッと一息つける時間でありました。

 そんでもって、帰り道にも紀元杉に寄って、シャッターの快音を森に響かせました。まぁ、後半は小手先のテクニック講座と化しておりましたが…。でも、小手先のテクニックも基本の「き」の字がわかっているとより一層面白くて、写真遊びの幅が広がるので楽しいっす。


 そんなこんなで光陰矢の如し…。歩いた時間はたぶん30分にも満たないのですが、屋久島の森と濃厚な時間を楽しめました。カメラを理解し、写真の面白さを覚えると、森の見え方も変わってくるだけに、良き一日になったのでは…。あとは場数だなと。シンちゃん&メグミちゃんにもドキドキのカメラライフが待っているはずであります。 No Camera, No Life!!!

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