乾いてはいましたが、神々は相変わらずのご様子でした。

　本日はやのおとといに引き続き、ニシヤマさんと龍神杉へと行ってまいりました〜。昨日に引き続き、想定外の晴れであります。ニシヤマさんも「今日も乾いちゃってますねぇ〜」と雨乞いモードに。

　でもって、登山口からちょっと行くと山桜がけっこう多い場所があるのですが、こちらの桜が咲き始めました〜！斜面によってはパステルカラーになっているところもあり、良い朝でありました。なのでチロッと歩いてブレックファーストに。逆側の山も新緑が加速しており、ナイスな時期に突入であります。

　テクテク歩いていると、徐々に日が昇り始め、石積みの階段が美しいエリアに行くと木漏れ日が…。ん〜、お美しい。やのおとといもそうでしたが、これまたイメージ通りの「森の朝」が到来してしまいました。

　そんな感じで岩に着く苔がお美しいエリアでブレイクタイム。完全には乾ききっておらず、苔の色はナイス。ニシヤマさんも写真を撮りつつ、眼前の風景に心を奪われておりました。いや〜、贅沢な朝であります。

　そして、この辺からボクのカメラに異常が…。昨日からちょいとおかしな動きをしていたのですが、ジワジワとレンズ周りが変なことに…。こんな感じです。うまくレンズが出きっていない…。

　がしかし、あぁだこうだしつつ、正常ではないもののなんとか復帰。マクロもしっかり写りました。沢付近の苔たちはカッピカピになることなく、それなりにピンピンしております。やはり沢は癒されます。

　でもって、連日の屋久島遊びで疲れているにも関わらず、ニシヤマさんはナイスな歩き。急斜面に突入しても、ボロボロになることなく登れちゃいました〜！なぜかボクのカメラはちょいと魚眼っぽくなっております…。

　でもって、急斜面を乗り越えて、神々の領域（仮称）へ到着ッ！ん〜、ここはいつものごとく、相変わらずのお美しさでありました。苔の濃厚さといい、ディープモスグリーンとでも言うべく濃い色合い、そしてス〜っと寒さまで感じてしまうほどの空気感。良いです。

　魚眼レンズじゃないのに、なぜかボクのカメラは魚眼風…。一番前のレンズがすでにぶっ飛んでおりました。でも、これはこれでいいかなぁ〜と。

　そして、雷神様、風神様にご挨拶している時に、ボクのカメラはバッテリー切れッ！あれやこれやいじっていたのでアウトでした…。これが本日最後の写真となります。モヤッとした桐が出てきて、ナイスでありました。

　と、ここからは写真はなしで、言葉でつづります。標高が高くなったことに加えて、風向きも北よりに変わり、寒さが増していきました。ニシヤマさんも「南の島に来ているにも関わらず、ダウン着ちゃうなんて…」と。確かにこの寒さは南に位置する島の気温とは思えません…。ランチ中も寒かった〜ッ！雪が降ってもいいのではないかというほどに…。

　そんな寒さだというのに、ここにいると時間の感覚を忘れてしまいます…。あっつうまにボ〜っと１時間以上…。さらには小鳥の鳴き声しか聞こえてこない空間。完全貸し切りによる贅沢過ぎるほどの龍神タイムでありました。

　でもって、さすがに冷えになりそうな感じになったので、レッツ下山。行きも順調でしたが、帰りはもっと順調に進む事ができました。今度は標高を下げるとそれに応じて、寒さがなくなってきて、快適に歩く事ができました。

　最後は沢のど真ん中の平らな石でココアブレイク。ん〜、ホッと一息。時間にも余裕があったので、ニシヤマさんはお昼寝タイム。沢のBGMが頭のてっぺんからつま先まで通り抜けて行くようでありました。

　そんなこんなで無事に下山完了ッ！屋久島なのに乾燥してしまっている気候でありましたが、相変わらずの神様達にご挨拶できた一日となりました。