2011年7月15日金曜日

35年ぶりの縄文杉。

 本日も元気モリモリ、マツダファミリーと一緒に縄文杉へと行ってまいりましたぁ。家族de屋久島であります。お父さん&お母さん&ナオちゃんと歩いてきたわけですが、何を隠そう、お母さんは35年前に一度縄文杉に会っているんです!ボクも思わず、すご〜いと叫んでしまったほど。

 連休前日ということもあり、そこそこ混んでいるかなぁと思いつつもそれほどでもなかったです。始発のバスにもスムースに乗ることができ、レッツスタート。昨日は午前中に土砂降りだっただけに、森も潤い爽快な朝でありました。テクテク歩いて、小杉谷へ着くと青空全快!東の空に朝の入道雲が出ておりました。モコモコがたまりません。

 小杉谷休憩所を出るときにお母さんがいきなり「小杉谷山荘は?」と知る人ぞ知る建物の名前が出てきました〜。実は35年前にお母さんはそこにお世話になったようで、マニアックトークとなりました。この小杉谷山荘はというと、現在のバイオトイレがあるところなんです。今でも基礎の部分はしっかりと残り、ちょっとした遺跡風の場所にトイレが立っています。下の写真は今日のバイオトイレ。

 そして、皆様のご要望にお応えして(誰も要望していませんが…)、小杉谷山荘の写真です!(出典:「高天原」外岡平八郎<貴重な写真が残る本です>。)一度は完全に禿げ山になった場所で、今は杉が植林されています。山荘周辺の杉がまだ小さいですねぇ。

 とまぁ、そんな過去にタイムトリップしつつ、ボクも手持ちの古い写真を出しながら、歩きましたぁ。ボクが持っている手持ちの写真こそ、ちょうどお母さんが歩いた時代のものだったからです。ん〜、いつかはこんな日が来るのではないかと思っていましたが、なんだかボクもウキウキなトロッコ道でありました。

 順調に歩を進め、いざ山道へ!なんといってもここからが本番です。お母さんも本気モードになりつつ、お父さんは余裕の表情、ナオちゃんは愛機の一眼レフで撮りまくりながら登りました〜。ウィルソン株付近はそこそこ人がいて、愛に飢えた登山者(?)たちで盛り上がっておりました。これぞ夏だなと。
 急斜面に突入し、ゆっくりとそれでいて確実な一歩を出しながら、なんとかクリア!思ったより暑くなく、止まると涼しい風吹いてくれてよかったす。歩きやすかったなと。

 そして、腹が減っては歩けないということで、11時頃にランチタイム。特等席が空いていて、のんびりナイスなランチタイムとなりました。女性にはちょっと多い量の弁当なのですが、ナオちゃんもお母さんもペロッとたいらげてしまいました〜!充電完了というわけであります。

 そんなこんなでワイワイ歩きつつ、縄文杉到着!みんなでワ〜っと歓声を上げつつ、ご対面!お父さんとナオちゃんは初対面、お母さんは35年ぶりの2度目の再会を果たせました〜!長い距離を歩いて来る価値がある樹だなと。
 写真を撮ったり、縄文トークをしたりと、しっかりと心に縄文様を焼き付ける事ができました。今度は35年後にナオちゃんが再会を果たすという事で、その時お父さんとお母さんの年齢はというと…。歩けるかどうかは別として、志は大切かなと…。
 というわけで、最終バスに乗り遅れては縄文杉にも会わす顔がないので、レッツ下山。

 登りの時には見れなかった宮之浦岳も見えちゃいました〜!ちなみに35年前にお母さんは頂上に立っているんです。お父さんが持ってきた登山地図をみながら、ルートを聞いたのですが、なかなかどうしてマニアックなルートを歩いていたようです。ん〜、ナイス。

 帰り道のウィルソン株は貸し切り状態で、3人で愛の撮影会。このルートはいつでもいろんな愛につつまれているなと…。最高です。

 そんなこんなで、無事にトロッコ道までおりてきて、ここからはグングンペースを上げて歩けました。先頭を交代しながら歩いたのですが、お母さんもナオちゃんもどこにその体力が余っていたのか!というナイスな歩き。お父さんとボクが離される時も多々ありました。
 全体的には涼しい日だったのですが、夏はやっぱり沢だなと。時間もかなり稼げたので、みんなでコーヒーブレイク!みんなでチャプチャプしながら、川のせせらぎとともに贅沢な時間でありました。

 その後も、マツダファミリーの快調ぶりは加速していき、木漏れ日に当たりながら、気持ちよく歩けました。


 というわけで、最終バスの一本前に乗る事ができ、残っている予定はなかったのですが(笑)、笑顔がバッチリ残っておりました!35年ぶりの縄文杉、今日の縄文杉、35年後の縄文杉。過去、現在、未来がいりまじる楽しい縄文参拝となりました。

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