でもって、問い合わせの時点から、「装備と体力に関しては問題ないと思います」ということで、快調な滑り出し!なんと前回屋久島へ来た時は、宮之浦岳と黒味岳を2日連続登るという健脚の持ち主!すごい!ガイドばりの体力を持っているといっても過言ではないでしょう。少なくとも9月末頃のガイドは憔悴しきっているので、その時期のボクらより歩ける脚力でした〜。そして、只今、ヤクスギランドはヒメシャラの花が落ちていてナイスです。朝は優しい雨が降っていたので、濡れた花…。ん〜、しびれます。
その後も森の潤いは絶好調で、なんだか緑が迫ってくるような濃厚な色。健脚歩きをしつつ、やはり苔の美しさの前では足を止めてしまうものであります。歩く者の足を止める風景がこの森には盛りだくさんだなと。
そんな感じで歩いていると、今度は別の意味で足が止まりました。そこそこの大きさのヒメシャラが倒れておりました〜。まぁ、登山者としては軽く乗り越えられる程度ですが、撤去するにはチェーンソーが必要なレベルでありました。ちなみにまたぐとヒンヤリして気持ちよかったです…。
そんでもって、オチアイさんの健脚ぶりが最も発揮されたのが急斜面ッ!ボクも自分のペースで良いですからね〜と声をかけつつ、なんとも安定した歩き!実をいうと、オチアイさんは普段からジョギングをしていて毎日5キロ以上、時間のある時は10キロ以上走っているということで、脱帽です!というわけで、このブログをご覧の皆様、明日から走りましょう!山歩きは体力があればあるほどに楽しめますから!
その後も順調で、頂上付近にくるとササッと動く影が…。ニホントカゲが出現。するとオチアイさんがボクが手を出そうとする前に、パパッと捕獲!「このトカゲってお腹が黄色で奇麗なのよ〜」と、山ガールならぬ山女ッぷりを発揮。さすがです。
でもって、頂上付近に着くと、ヒメコナスビの群落がッ!通常、山で咲くヒメコナスビはポツリポツリと咲くのですが、ここは群落とも呼べるほどに咲きまくっていました〜。これにはちょっとボクもビックリ。色んな花がハズレの年ですが、ヒメコナスビは当たり年だったなと。1メートル四方に100以上は咲いていました。
そんなこんなで頂上へ到着ッ!着いた時は真っ白でミストな風が吹いておりました〜。視界はゼロでありましたが、気持ちよかったです。それでも風が吹いていたので、ひょっとしたら視界が開けるかもしれないと思い、ボ〜っとタイム。時折、下の森が見え隠れしました。
のんびりしていたのですが、時計をみるといつもより1時間も早いんです。特に飛ばして歩いたわけでもないのに、この軽快さはオチアイさんの足が生み出した余裕かなと。ジョギング恐るべし…。下りも集中しながら、ず〜っとおしゃべりしながら快調に下りてこれました。屋久島4回目ということもあり、ほとんどは雑談プライベートトークで盛り上がってしまいました。
そんなこんなで結局1時間以上早く下山が完了!いや〜、のんびりしたにも関わらず、快調&快速でありました〜。帰り道にいくつか寄り道をして、ワイワイ楽しい一日となりました!
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