ファミリーでワイワイ縄文参拝。

　本日は屋久島ヘビーリピーターのカネゴンを筆頭に、父上、母上、アイちゃんと一緒に縄文杉へと行ってまいりましたぁ。大切な家族と屋久島の森を歩く。ん〜、至福の一日であります。本日の登山バスの運転手さんがそこそこコーナーを攻めていたのですが、みんな酔うこともなく登山口へ到着。レッツ縄文です。

　カネゴンは３回目の縄文杉なのですが、父上、母上、アイちゃんはお初の屋久島だったので、もろもろのトークをしながらテクテク歩き。気温はやや低い感じで実に歩きやすかったです。バイオトイレでは父上とアイちゃんが、「バイオ体験」。日常の生活ではなかなか体験できないことなので、ウキウキだったのでは…。

　カネゴンファミリーはみんな山ファッションをバッチリきめていたのですが、特筆すべきは母上のファッション！完全に山ガールです。若い男の子に声をかけられてしまうのではないかとハラハラドキドキでトロッコ道を歩きました〜。とりあえず、仁王杉の前での母上です。ん〜、可愛いッ！半世紀以上も生きているなんて誰も気づきませんッ！母上いわく「２〜３歳は若く見えるかしらぁ〜」と言っていたのですが、３０歳は若く見えましたよ！ホントに。

　そんなこんなでワイワイしゃべりながらトロッコ道が終わり、トイレ到着。今日は久々にトロッコが運行しておりました。といっても、最近ボクは縄文杉へ行くガイドが少なかったので、他の日にも来ていたかもしれませんが…。し尿運搬の皆様ご苦労様です。

　そして、山道へ突入。前日の電話でカネゴンが「行けないかもしれない…」ともらしていたのですが、なんのことはない父上も母上も、最年少のアイちゃんもガンガン登る事ができました〜！気温も低い状態をキープしていて、汗もほとんど出ずに進む事ができましたぁ。急斜面も楽勝？とはいかぬまでも、ペースを落す事なくサクサク行けちゃいました。

　山道の途中で、休憩していると母上が差し入れをくれました！でで〜ん、生ドラヤキです。ドラえもんの気持ちがよくわかるほどにおいしかったです！ごちそうさまでした〜。

　その後も順調に進み、最後の階段も楽勝！みんなで縄文杉に会う事ができました〜。ファミリーでこの場に来れる喜び…。ん〜、なんだかボクの方がウルウルっと来てしまいました。最近、涙もろいガイドが多いボクですが、きっと歳のせい…。

　そして、カネゴンとアイちゃんのサプライズがここで炸裂しました〜！そうです、「赤いチャンチャンコ」登場っ！カネゴンのカメラでパシャパシャ撮っていたら、ボクのカメラで父上のチャンチャンコ姿を撮り忘れてしまったのですが、実に似合っておりました。縄文杉に負けぬほどの貫禄。ナイスサプライズで盛り上がりました。

　デッキもそれほど混んでおらず、ポツポツ雨も気持ち良く、しばしボ〜っとタイム。縄文トークをしたり、写真を撮ったり、良い時間でした。すぐ近くでランチを済ませ、もう一回縄文様に挨拶。離れがたい場所ではありますが、この感動と達成感を胸に日常を過ごしたいものであります。そんな感じで下山開始。

　この時期は団体様ご一行が多いのですが、今日もたくさんの人が屋久島のカリスマへ会うためにがんばっておりました。かなり順調に歩けていたのですが、順調でないものが一つ…。そうです、ここ数日はちろっとしか雨が降っておらず、苔が…。チリチリヘアーでありました〜。これはこれで可愛いのですが、降って欲しいなぁ〜。まぁ、梅雨に入ったら、これでもかってぐらい降るので心配はしていませんが…。

　行きのウィルソン株では「家族愛」を語りつつ、帰りのウィルソン休憩では父上と母上だけ株の中へと入っていきました〜。カネゴンとアイちゃんとボクは外で待機。きっと往年の愛がはじけたことでありましょう…。

　順調に山道を終了し、レッツトロッコ。これまた快速運転で快調でした。あとから知ったのですが、父上と母上は秘密のトレーニングをしていたらしく、その効果がいかんなく発揮されていたとの事。スクワットや階段など、日課に組み込んで足腰を鍛えていたそうです。これだけ歩けたら、屋久島の山はどこでも行けちゃうなと。ちなみに下の写真、なぜか１人多いです…。通りすがりのおばさまが「橋が怖いので…」ということで、１時間ほど一緒に歩いちゃいました。

　小雨だったので、迷わず沢にてコーヒー＆ティーブレイク。川のせせらぎを聞きながら、良い時間が過ごせましたぁ。最初は「笑顔がどこまで続くでしょうか」なんて話していましたが、ず〜っと笑いと笑顔が絶えない道のりでありました。

　ほっと一息したら、カネゴンが誘われるように川辺へ。水に吸い込まれるかのように、たそがれモードに入っておりました〜。家族すら声をかけられないほどのたそがれモード…。男の背中が語っております…。

　そんなこんなで、順調すぎるほどに下山完了！ちょうどバスが来ていたので、すかさず乗り込みました。最後の最後まで笑顔が溢れでまくるカネゴンファミリーでした。車に乗ってからも思わず「気持ちよい寄り道」をしてしまい、素晴らしき一日となりました。