2010年9月6日月曜日

マーロウ(台風9号)の続き。

 本日は昨日に引き続き、キョウさんと一緒に天文の森へ行ってきました〜。実は昨日の時点では「太忠岳へ行く!」という予定だったのですが、前日が前日だっただけに、少々お筋肉痛も…。しかし、それ以上にキョウさんの心を動かしたのはこの森でした〜。スタートして1時間もたたずして、「この森にいる!」発言ッ!大雨の影響で森の中はモリモリ絶好調で、実に美しかったんです。というわけで、早々に太忠は狙わず、森の美しさを狙い撃ちすることに。

 観光客の間では名前で敬遠されてしまうヤクスギランドですが、実際の所は白谷雲水峡より濃厚な森であります。さらにはマーロウの影響で、最高なコンディション。雫がピカピカ、木々の葉はテカテカ、呼吸するだけで水分補給ができてしまう潤いの森であります。のっけから、1時間で歩ける距離を2時間超の歩きでのんびり歩き。蛇文杉にある東屋で一発目の豪雨がやってきました。雨の音が心の中を洗い流してくれるようでありました。

 そして、天文の森を目指してテクテク歩き。森が一段階レベルアップするので、それに比例して歩行速度はさらにのんびりモードに。昨日以上にキョウさんもシャッター回数が増えておりました。

 天文の森の核心へ到着。いや〜、本日も素晴らしい光景を見せてくれました。マクロ撮影にはまったキョウさんは雫撮影に夢中…。大きな風景、小さな風景、中くらいの風景、それぞれにそれぞれで、どっぷり屋久杉の森に溶け込んでしまいました〜。ランチをしつつ、ボ〜っとしたり、風の音に耳をかたむけたり、貸し切り状態の森は良い感じでした。「だから、屋久島に何度も通う人がいるんだねぇ」と身体で納得した模様。

 豪雨ときどき雨、雨ところにより豪雨って感じだったのですが、めまぐるしく変動する天気の中で、やはり濃厚な霧(雲の中)の風景は相変わらず凄かったです。神秘的というか、人間がここにいていいのだろうかとたまに疑ってしまう感じでありました。モノクロの世界です。

 今日は150分コースより天文の森へと歩いたのですが、普通に歩けば4時間ぐらいの歩行距離。がしかし、キョウさんは初屋久島にして屋久島の歩き方をマスター!?したようで、8時間超の時間で歩いちゃいました。他のコースではできないことであります。やはり森で溺れたい人はこのルートがお勧めです。んでもって、一度も人と出くわしたことがない東屋でコーヒーブレイク。豪雨が続いていて、増水しまくりの川の音が脳裏に響いておりました。

 そこからもテクテク歩きを続け、ランド内を楽しみました。至る所に滝ができておりました。すでにびしょ濡れでありますが、この水と戯れるのもまた最高です。


 そんなこんなで、マーロウの大雨万歳で、潤いまくりな一日を過ごすことができました。

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