2009年5月9日土曜日

ゆるゆるだらだらツアー!

 5/6の太忠岳に続き、屋久島4度来島のAちゃん。
前日に、宮之浦岳に登り疲労の蓄積も満タン完了!
というわけで、竜神杉を予定していたのですが、無理と判断。
急遽、NO YAKUSHIMA NO LIFE でゆるゆるだらだらツアーに変更しました〜。
 ん〜、やはり屋久島の森やビューティフルスポットはゆるゆるに限ります。
縄文杉や白谷など人の多い所では、悲願達成が目的となりますが、
「屋久島がないなんて、人生じゃない!」と豪語できる屋久島リピーターにとっては
こんな日が最高の贅沢なんじゃないかと、よく思います。

 というわけで、まずはHPにも紹介していないし、
ツアー中も話題に出さないようにしているスポットへ。
そう、人生が屋久島におぼれてしまった方にのみ連れて行きたいところっすね。
ちろっと道なき、道を歩いて、早速だらだらモード。
ん〜、5月の晴れってのは、人をユルくさせるオーラが漂っております。
マイナスイオンを浴びながらも、光合成しつつ、ぼ〜っとタイム。

 そんな至福のひとときを終え、歩いている途中で「クチナシ」ゲット。
島の南では、こいつが旬です。かわいい花はたくさんありますが、
この花はなんといっても香りがいいッ!
クンクンかぎつつ、まどろみの世界へ連れて行ってくれます。
 だらだらしていたら、もうお昼ご飯の時間。
とある沢で、食事を済ませると、Aちゃんは「昼寝してもいいですかぁ〜」。
もちろんここは昼寝をするためにだけあるような岩だからねぇ、と。
結局、ここで1時間半以上、沢の音に呑み込まれました。
 その後は、力技で岩を持ち上げたり、
 森をゆるゆるでトレッキングしたり、
海でイルカを見つけて写真に撮ろうとしたり、
全く雲がない空をボ〜っと見たり、
太陽を握りしめようと挑戦したり…、
 目的を持って歩く事よりも、何か大切な時間を過ごしているような空間でありました。
で、もちろん3時のオヤツタイムもばっちり終え、
またも緑に支配されている沢でぼ〜っ。

 その後、若干時間があったので、通り道の温泉へ。
ゆるゆるだらだらモードが完成したひとときでありました。

 Aちゃんの「仕事に戻りたくない病」が悪化してしまいましたが、
それは自己責任という事で、いたしかたないかなと…。

 てなわけで、2009GW最後のガイドは、ゆ〜るゆるで締めくくられました。

Aちゃん:今回も濃厚な屋久島が体験できたんでない?次回は皆既日食だね〜。

4 件のコメント:

  1. あっちゃん2009年5月11日 13:30

    いや~、宮之浦岳は本当に長くてキツかった。
    寝不足と体調不良が重なって、ちもっこりが一緒じゃなかったら
    とてもじゃないけど登頂できなかったと思います。
    13時間は恥ずかしくて、人にあんまり言えないけど・・・。

    クタクタだったので、翌日はゆったりツアーに変更して大正解でした。
    島と離れるのが寂しくて悲しくて、感傷に浸って黙っていた私の心を敏感に察知して
    ソッとしておいてくれた、なんなんの優しさに感謝してます。

    東京に住んだ経験もあって島に通いつめた、なんなんだからこそ
    私のように都会から来た人間が何を見て何を感じて
    心を震わせて感動するのか、分かってくれるんだと思う。

    だから、ちもっこりのガイドも大好きだけど、
    なんなんのゆったりツアーも同じぐらい大好きなんです。

    あ~、早く島へ帰りたい。
    というか住んでしまいたい・・・。

    このまま都会に住み続けるのが自分にとって幸せなのか
    つくづく考える今日この頃です。
    特に田舎のない私にとっては屋久島は心の故郷になりつつあります。
    「お帰り」って言ってくれる場所が出来ただけでも幸せなのかもね。

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  2.  ん〜、寝不足と体力が落ちている時は、ゆるゆるに限るッ!
    勢いにまかせて、がんがん山へ行くのも楽しいかもしれないけど、
    そこは屋久島ベテランの器の大きさを発揮するのがいいだんよ。
    歩くだけが森じゃない。寝る事も、ゆるゆるになるのも森の醍醐味。
    いや、本来は後者の方が本当の楽しみ方なのかもしれない…。
     でも、13時間はちょっとかかり過ぎかも…。
    ちもっこりに「70代の…」と言われてしまったし…。
    というわけで、都会でもがんがん階段登って、
    歩いて歩いて、ストレッチして、重い荷物を担いで、
    屋久島を楽しむための体力を身につけて来て〜!

     「ソッとしておいてくれた、なんなんの優しさ」…。
    あれはきっと屋久島の優しさだったんじゃないかなぁ。
    天気にも恵まれたし、あんな場所がある事が優しすぎる。
    そして、急遽変更しても、期待を裏切らない滝や森。
    ん〜、あっちゃんにとって、まだまだ屋久島は終わらなそうだね。

     とはいいつつ、屋久島で生活するのはかなり厳しいものだから、
    都会での生活と屋久島の行き来、
    180度別世界が交互にあるってのもいいかもよ。
    それを繰り返す事によって、両方の良さがよりわかるし、
    両方の欠点もよく見えてくる。

     「心の故郷」。ナイスな表現ッ!
    まさに屋久島はそんなところであると思う。
    うん、全人類にとっての「故郷」だと思う…。

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  3. あっちゃん2009年5月15日 10:51

    うん、頑張って体力つけて、また登りに行くよ。急がないけれど、石塚(だったっけ?)愛子岳、竜神杉、縄文一泊にも行きたいし、ちもりと次回は永田岳に行こうねって約束したから。

    今回は日程が長かったから口良永部島にも行けたし、なんなんと森をゆ~ったり歩いて、ゆるゆるの醍醐味を知りました。

    屋久島はきっと一生終わらないんじゃないかな。贅沢を言うと屋久島の人または屋久島で出会う運命の人を見つけたいから、そうなったら一生離れられなくなっちゃうよ。

    最近よく思うんだー、もしパートナーが見つかって一緒に屋久島を訪れた時に私は同じ風景を見てどんな風に感じるんだろうって。もしいつか自分に子供が生まれた時に、どんな風に屋久島のことを話してあげるんだろうって。ずっと同じ感動を持ち続けられるように今ある感受性をなくさないようにしたいなって。

    確かに離島に暮らすのも難しい面がありそうだものね。色々なしがらみもありそうだし。。。屋久島を離れた時の方がより鮮明に美しさや優しさを思い出して恋しくなる気がする。どんな形で関わっていくにせよ、ずっと大事な場所であることには変わりはないと思う。

    あっ、そうだ。ひとつ夢があってね、いつか馬に乗って西部林道をお散歩してみたいんだー。馬は森を傷つけないし、排気ガスもないし、一緒にゆったりと歩いてみたいな。

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  4. あっちゃん:うっす。心の奥底まで屋久島がしみ込んじゃったみたいだね〜。
    それもよしッ!心のふるさとになれば、一番ベストかも。
    「屋久島を離れた時の方がより鮮明に美しさや優しさを…」ってのは、
    しっかりと心の中で整理ができた証拠かもしれないねん。
    その気持ちよくわかるなぁ。そしてまた迷宮入り…?

     ちなみに、石塚をはじめとするところは、筋力アップしてからね〜!
    永田は一日じゃ、ちょっと無理かもしれない。
    モッチョムどころじゃないんだな、日帰りは。
    体力も速度もいるから、日常からトレーニングすべし。
    もちろん足のリハビリの延長線上でね。

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