2013年10月14日月曜日

笑顔で帰って来れました。

 本日も元気いっぱい、カズちゃん、メグミちゃんと一緒に白谷〜太鼓岩まで行ってまいりました。何を隠そう、お二人は共通して「体力がありません!」と問い合わせの時点から心配丸出しだったんです。なので、ボクも白谷ガイドに必要な装備よりも過剰な装備をととのえて、いざ出発となりました。

 ボチボチ歩き始めて、気温も快適。秋らしい爽やかな出だしでありました。昨日、ヤクスギランドを歩いたメグミちゃんもほとんど疲れてはおらず、カズちゃんも順調な滑り出し。緑の世界に突進です。二人とも随所で歓声(悲鳴?)をあげて、テクテク歩きました。


 で、只今、白谷はというとサザンカが真っ盛り!随所で白く可憐な花を咲かせております。昨年も咲いていたすぐ足元に咲いているサザンカです。この時期は花が少ないので、目を引きます。


 で、ユルめのコースを進んだのですが、なんとメグミちゃんは「穴フェチ」だったんです。穴に惹かれる女として、その実力を遺憾なく発揮しておりました。写真も風景を撮るというよりは、穴を撮る感じでして、メグミちゃんのiPhoneは「穴コレ(穴のコレクション)」でいっぱいです。つられて穴をのぞきこむカズちゃん。どんどん穴の魅力に吸い込まれて行きました。


 もちろん穴は見るだけでなく、入ってみてなんぼ!ということで、隙あらば穴に侵入しました。いろんなフェチズムが存在しますが、屋久島の森は「穴フェチ」の心もわしづかみです。


 でもって、ランチをしてから苔むす森へ到着。ときどき、太陽が森に差し込んでキラキラ美しかったです。今日は連休最終日ということもあり、そこそこ人出がありました。


 もちろん穴だけでなく、緑の森も楽しんでます。雨はなかったので、濃厚な緑はないものの、乾くことなくほどよい緑がナイスでありました。ちなみに下の写真で二人が狙っている被写体は…。


 穴です…。良い窓ありました。


 そして、じわじわと急になっていく斜面は、のんびりといろいろなおしゃべりしながら登りました。人間、話に夢中になっていると意外と急斜面も乗り越えられるもんで、体力に自信がなかった二人もいつの間にか登ってしまいました。それなりに汗をかきますが、問い合わせの時に心配だった脚力もバッチリ!ナイスな歩きでした。

 でもって、太鼓岩に到着!そこそこ雲があったので、視界はあまりないかなぁと思いきや、標高1100mより下はパノラマが広がっておりました。空いている時間帯だったので、わーわー大騒ぎで岩を楽しめてしまいました。暑くなく、寒くなく、絶妙でありました。 


 台風の影響からか多少なり風はあったので、ときどき雲の切れ間が。そこから光が差し込み、光のカーテンが…。ん〜、曇りの日ならではの絶景が見れました。


 え〜、その後はというと、なんちゃってボルダリングをしたり、なんちゃってマトリックスをしたり、飛んだり跳ねたりめいいっぱい岩を満喫できました。疲れを忘れさせてくれる空間でありました。
 そして、いざ下山という時にカズちゃんがご褒美を出してくれました〜!これがまた苺大福ならぬ、梅大福的なお菓子でして、上品なお味…。あまりないお菓子だけに、体も心も満たされました。カズちゃん、ゴチでした〜。


 下りはというと、登り以上に集中力を必要とするのですが、これまたいろいろとおしゃべりしながら足元に集中しました。ボクが持ってきた非常事態装備品を出すことなく、しっかりと自分の足で下りることができました。ちなみに下の写真は、道の真ん中でマトリックスごっこをするメグミちゃんではなく、最近覚えたiPhoneのパノラマ撮影に燃えているメグミちゃんです。


 で、ハード系なコースは歩かずに美味しい所どりで、苔の美しい所まで行きました。ほとんど人がいない状態で、沢の音を聞きながら、ティーブレイクを楽しみました。良い時間だったなぁ〜。


 そんなこんなで、一日中おしゃべりしまくっていた気がしないでもありませんが、心配だった体力も問題なく、元気いっぱい笑顔で下山完了!秋らしい快適な森の中を、ワイワイ楽しく過ごせた一日でありました。

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