友情と縄文のあいだ…。

　本日も元気に拍車をかけつつ、ユウちゃん＆ヒロ＆しぃちゃん＆コマッちゃんの幼なじみチームと一緒に縄文杉へと行ってまいりました〜！ちなみにユウちゃんは屋久島に２度訪れているシモライダーつながりでして、美屋久な輪が幕を明けた朝でありました。え〜、幼なじみチームでありますので、朝からみんなハイテンション！良いスタートがキレました。

　と、天気予報は晴れ＆曇りだったのですが、朝はよく晴れておりました。風も秋っぽくなってきておりまして、爽やかだったなぁと。清々しい朝にみんなのテンションもヒートアップしていきました。ボクがしゃべる隙間がないほどのワイワイトロッコ道でありました。

　で、休憩所で開かれた「職業あてクイズ」。ボクも職業柄いろんな人と接する機会があり、けっこうな確率で職業を当てる事ができるのですが、ユウちゃん以外は良い線いってました。コマっちゃんはわかりやすかったなぁ。まぁ、ガイドとは全く無関係ではありますが、楽しかったです。

　とまぁ、いつものごとくのんびりトレッキングで、木漏れ日も美しかったです。小さい頃からずっと仲良しできているにも関わらず、話題に事欠くことなくみんなのトークは止まりません！逆にふと静かになる瞬間があるとボクが心配になってしまうぐらいの雰囲気でありました。

　そして、ワイワイしつつトロッコ道終了。休憩していると、ユウちゃんがシモライダー直伝？？のご当地お菓子を分配してくれました！ご当地キャラクターの「サクライザー」プチカステラ！トロッコ道とサクライザーカステラです。

　封を開けると、サクライザーとおぼしきカステラが！小腹が空く時間帯なので、ぺろっと頂きました〜！うまかったです。ごちそうさま！

　そんなお菓子盛りだくさんな休憩を終えて、山道に突入したのですが、歩き始めて２０分のところで、しぃちゃんがッ！「あ〜！転ぶ〜！」と大きな声で「転倒宣言！」。見事に転びました！宣言してから転ぶのも難しいですが、しぃちゃんはやってくれました！まぁ、なんてことない場所だったので擦り傷で済んでよかったです。その後もしぃちゃんはいろいろとみんなを楽しませてくれました。

　で、山道に入ってからもみんなのトークははずみ、ウィルソン株で盛り上がりは一つのピークに達しました。愛の撮影会ではヒロとしぃちゃんの壮絶なバトルもありましたが、結果としてみんなで愛を手に入れる事ができました。

　でもって、急斜面に突入して、汗だくになってランチスポットに到着。良い場所が空いていて、のんびりお弁当を食べる事ができました。森でのお弁当は格別だなと。けっこう量の多いお弁当だったのですが、ヒロもユウちゃんもぺろっと平らげておりました…。さすがです。登山中における食欲と体力は比例するかもしれません。ヒロとユウちゃんは最後の最後までピンピンしておりました。

　そして、最後の登りをせっせと歩ききり、みんなで歓声をあげて縄文杉に到着ッ！幼い頃、みんなで縄文杉に来るなんて夢にも思っていなかったと思いますが、屋久島のシンボル、屋久島のカリスマにみんなでごあいさつできました。ここにまた新しい友情の一ページが刻まれたなと。



　で、昨年の秋から封鎖されている縄文デッキですが、未だに封鎖中です…。立ち入り禁止の案内には「現在、緊急に対応策を検討中です」とあるのですが、このまま一年が過ぎてしまいそうです…。いろいろと話はあると思うのですが、毎日のように来ているガイドとしては「そろそろアクションを…」とついつい考えてしまいます…。ガイド内でもこの立ち入り禁止が話題にのぼらなくなってきたので、なんだかちょっと心配です。関係者の皆さん！「緊急に対応策を」実施してくださいっ！まぁ、富士山が世界遺産になってすぐに「入山料」的なものを実施できたのに対し、屋久島は世界遺産２０周年で募金が足りなくなってきている現状…。さすがにこのロープも２０年はもたないと思うので、ぜひロープの寿命まではなんとかアクションに期待したいところであります。

　とまぁ、ふと立ち入り禁止の事が久々に頭をよぎったので脱線してしまいましたが、みんなは相変わらず元気です。コマっちゃんとしぃちゃんは上半身は元気で下半身は微妙といったところでありましたが…。そんな不安な下りはほとんど休まずに集中して歩きました〜！案の定、しぃちゃんの右足はプルプルに！良い体験だったなぁと。とりあえず、無事にトロッコ道までおりてこれました。

　平らな道になってからは、やはりみんなの口は朝よりもよく動いておりました！完全にボクが口を出す隙間はなかったです…。一応、口と同時に足もしっかりと動いていたので
沢による時間も作れました。みんなで叫び声をあげながら、水と戯れる事ができました。

　ラストのトロッコ道も思った以上にみんな元気でして、順調に進む事ができました。途中、心配だったご高齢のおじいちゃんとかなり太めな外国人女性もそれなりに歩いていて救助はせずに、全員ゴールできました！ホッ。
　というわけで、行きの車から帰りの車をおりるまで（登山中はもちろん）、ワイワイガヤガヤ大盛り上がりのまま一日を過ごす事ができました。友情と縄文が織りなす、素晴らしき森歩きでありました。