2013年9月1日日曜日

疲れを乗り越えるとそこには…。

 本日は昨日に引き続き、タムタム&トッシー、タケシ&ハルカちゃんと一緒に太忠岳へと行ってまいりました〜。え〜、朝お迎えに行くと…、昨日のテンション高めの朝とは真逆で、たっぷり疲労感満載のみんなが出てきましたぁ。縄文登山の後遺症が色濃く、車に乗り込んですぐさま就寝ッ!タムタムだけは体力が余っていて、テンションがグングンあがっておりました。ちなみにタケシは寝息をたてて本気寝!気持ち良さそうでした。

 そんな縄文後遺症を引きづりながらも、レッツ太忠岳。動かそうとしなければ動かない足を前へ出して、朝の森を歩きました。パラパラっと雨が降ったり止んだりで良い雰囲気でした。昨日は朝方にけっこう降りましたが、ヤクスギランドはそれほど湿っておらず、あんまり雨が降っていないようでした。


 と、テクテク歩いて行くと、今年初のヤマボウシの実を発見。夏の屋久島が徐々に秋の屋久島へ移行しております。それにしても、今年はまだ台風がこない…。9月は大型台風がやってくる季節だけにある意味、ドキドキです。


 で、ヤクスギランドは道もそれなりに整備されているので、順調に歩を進める事ができました。まぁ、タムタム以外は体が重そうでしたが…。もののけ風の森も濃い緑色をしていて、多少なりとも疲れを飛ばしてくれたかなと。昨日の続きでタケシが「屋久島の精が現れたらどうする?」と言って、みんなを笑わせてくれました。この森で昨日の女性には会いたくないなぁ〜。きっと日没過ぎても帰れないと思います…。


 そして、足取りは重くとも、心の中は頂上を頂くことだけを考えて登りました。辛そうでしたが、気持ちは前をむいておりました。そう、登山というのは気持ちが大事!前をむいて足を出せば、目的地へ着きます!そんな感じで歩いていると、巨大キノコが出没しておりました〜!実は数日前に縄文ルートのトロッコ道でも同じキノコを見たのですが、翌日にはもうなかったんです。人間がとったと考えるよりも、猿が食べたと考えた方が良い量だったので、きっとおいしいキノコだと思います。イグチの仲間だとおもうのですが、正確な名前はわかりません!とにかく、柔らかくておいしそうでした。


 そんでもって、天文の森でカキピーをほおばりつつ、本日の急斜面に突入〜!ん〜、みんな辛そうでした。足首の痛み、体の重さ、段差の大きい登山道…。もちろんここも気持ちでがんばったわけです。何につけても気持ちが大事!


 そして、ゆっくりではありますが、登りに登って最後のロープ場に。体力はバッチリのタムタムがサササッと登り、今日も写真係で良い仕事してました。


 そんなこんなで、頂上に到着!みんなで歓声をあげつつ、今までの疲れが吹っ飛ぶ頂きにたつ事ができました〜!しかも、今日はボクら以外誰一人として登山者がいなくて、完全貸切。ん〜、贅沢な頂上遊びでありました。写真は岩をボルタリングするタケシ!がんばってます!(凄い岩のように見えますが、実際はなんてことない場所です…。)


 もちろん写真係のタムタムも愛機でみんなを撮りまくり。下の写真は頂きにかっこよく立つトッシーです。(余裕そうに見えますが、実際のところは立つのが怖くて写真を撮ってすぐに座り込みです…。)


 でもって、最後はみんなでゴロン。気持ち良さげでした。ちなみにハルカちゃんは岩の上で一度も立てませんでした…。寝転がるの得意です。


 とまぁ、そんなこんなで結局は頂上付近に映画が一本見れるほど遊んでしまいました。ここでタケシが名言を「映画より面白いよね!」と。簡単に来れないし、映画以上に時間がたつのが早いですから、森歩き&山登りってのは本当に楽しいなと。体はかなり疲れていても、名言が出ちゃいました!

 でもって、山の上で遊んでばかりもいられないので、下山開始。これまた気持ちで下りました!最後の方はみんなの目つきも変わってくるほどの疲れっぷり…。「ここまでして人は山に登らなければいけないのか!?」と頭の中を雑念がよぎりましたが、楽しすぎるので「ここまでして登る価値がある山だ!」という結論に至りました。

 そして、疲れもマックスレベルに到達するころに、天文の森に戻ってこれました。時間もちょうどおやつタイムだったので、美しき風景の中でブレイクタイム。ユルい時間でありました。トッシーとハルカちゃんはかけ声をあげないと立ち上がれないほどの疲れが足腰にきておりましたが…。


 そんなこんなで、コースタイムの倍ほどの時間をかけて、無事に下山完了!いや〜、よく歩きました。ちょいと社会復帰できるが心配でありますが、体はボロボロ、顔は極上の笑顔で終わるという、屋久島遊びの見本とも言える2日間が終了いたしました。みんなお疲れちゃ〜ん!実に充実した登山でありました。

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