2013年2月25日月曜日

アドレナリンが放出されました。

 本日はもう屋久島に何度来たのか数える事もしなくなったアッちゃんと初屋久島にしてメジャー所を5日間かけてマスターしたナオちゃんと一緒にアドレナリンを放出してまいりました〜!まずは標高高めの登山口近くに行くと、苔の雫達が見事なつららを作っておりました。全国的に大寒波が襲来中とのことですが、屋久島までは届ききらず意外と寒くなかったです。車を一時停止して、つららの観察会。南に位置する島で氷の芸術です。


 アップにするとこんな感じです。おいしそうでした。



 初めの予定はというとアドレナリンとは正反対の癒しの森を歩く予定だったんです。アッちゃんも夜勤明けだったし、ナオちゃんも連続登山だったのでまったりできる場所を考えていたのですが、昨日に引き続き思いっきり晴れッ!シーズン中でもこんなに晴れる事はないということで急遽コースを変更しました。


 え〜、気持ちはみんなで一致してピークを目指そうとしたのでありますが、身体はまったりモードのスイッチが入っていたので、なかなかどうして息切れしちゃいました。ボクもシーズン中の体重より多めでありまして、アッちゃんも最近歩いていなかった模様…。一番元気そうだったのはナオちゃん。若さが光っておりました。まぁ、それほど遠い場所でもないのでテクテク歩きました。雪もちょっとだけ残っていました。(登山道は全く雪はありません。)


 でもって、水たまりは氷に。写真だとウマく伝わらないのですが、ナオちゃんの表現を借りると「アート」でありました。自然の作り出す模様というのは、なんとも美しい。


 そんな感じで進みつつ、ワイワイ歩きました。ここから先は写真無しで…。目的地へ無事に到着し、ここでのテンションがマックスでありました。初めは優雅なランチをしたのですが、その後は…。誰もいない山の上で雄叫びをあげながら、アドレナリン大放出!野生の本能を甦らせたり、ファイト一発系になったり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。時計を見る事も忘れてしまい、目的地付近で映画が一本丸々見れてしまうの時間が過ぎ去っていました…。
 アドレナリンが大放出された後はみんなで無言になるほどに、ぐったり…。充実しすぎていました。

 とまぁ、泊まる準備はしてないので、重い腰をあげて下山開始。下りは予想以上にサクサク歩けました。すると、小花之江河付近で、鹿ちゃん登場。ここまではよくある事なのですが、「ボリボリ、ゴリゴリ」と固いものを食べている音が…。氷でも食べてるのかなぁと観察していると、な、な、なんと石をかじっていました!まさか石を食べるなんて…。今まで、仲間の骨をかじったり、鉄パイプをかじったり、登山者のリュックに顔を突っ込んでいるのは見た事があるのですが、ボクも石を食べている鹿は初めてでした。ちなみにころがっている石は屋久島の花崗岩ではなく、ボクも名前のわからない石でした。もろい石のように見えたので、塩分でも含まれてるのかなぁと。謎です。ちょいと聞き込み捜査をしたいと思います。ブログを読んでいる方で知っている方がいましたら、教えてください。


 とまぁ、そんな珍風景を堪能した後は、あんな話、こんな話をしながら歩いて、一気に淀川まで戻ってきました。すかさずブレイクタイム。アドレナリン放出、鹿の珍風景、おしゃべりしまくりだったので、ホッと一息。水の透明度とあいまって、心の中も透き通っていくようでした。


 そんなこんなで、初めの予定よりも1時間以上遅れて下山。宿に着く頃には真っ暗になってしまいました。まぁ、シーズンオフだし、思いっきり遊べたし、多少の遅れも良いスパイスでありました。いや〜、癒しの島と呼ばれる屋久島でアドレナリン解き放たれた一日となりました。

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