基本とレベルアップな写真日和。

本日はバンちゃんと一緒にフォトジェニックな一日を過ごしてまいりました。実はバンちゃん、屋久島４度目のツワモノで、２回ほどタイミングが合わずにボクはガイドできなかったのですが、今回は３度目の正直となり、フォトグラフに没頭できる日となったわけであります。

早速、歩かずして屋久島らしい被写体に没頭できる場所へ。今日はひんやりとした空気で爽やかな撮影がスタート。まずは基本の基の字を確認&自らコントロールできるように練習であります。説明書を見てもわからないってのは誰でも同じなので、実践でバシバシ撮ることで基本が身に付くわけであります。そんな基の字でありますが、バンちゃんも写真歴があるので、覚えるのが早かったです。

基本の基の字をコントロールできるようになったら、あ〜だこ〜だ考えながら練習。カメラというのは「シャッターを押せばいい」というものではなく、「愛を込めてシャッターを押す」ことが大事だなと。そうです、愛は悩ましいものだけに、考える時間をたくさん作りたいものであります。

そんな基本を大事にしつつ、さらに練習。ちょっと場所を変えるだけで、練習とは思えない風景があるのが屋久島。もちろん、練習を飛び越して本気写真へと発展していけたかなと。この辺から、バンちゃんの指先もササッと動き、自分のイメージに近づけるために心を集中できるようになったかなと。飲み込み早いです。

頭ばかりを使っていても煮詰まるので、お楽しみタイムのレンズ交換ごっこ！難しいレンズに難しい焦点距離、今まで見えなかったものが見えてくるだけに、脳みその前頭葉を活性化するにはもってこいかなと。

バンちゃんの一番のお気に入りになったのは単焦点レンズでありました。この構え方からして、絵になっております。

でもって、森の中は時々木漏れ日が差し込む緑と光のコラボレーション。ちょうどミニ滝に光が当たって、露出をいじりまくってイメージの写真に近づけました。ここまでくると、ボクは一言、二言だけしか話さず、バンちゃんはササッとファインダーをのぞいてシャッターを切っておりました。構える姿もまた決まってます。

写真に集中するとあっというまに時間が過ぎてしまうもので、全くと言っていいほど歩いてないのに数時間が過ぎていきました。楽しく集中できていた証拠かなと。そんな感じでランチをほおばり、ゆるゆるトークに花を咲かせ、至福の時間でありました。

でもって、午後一でマクロ撮影に挑戦。バンちゃんはコンデジでマクロに強いカメラを愛用しておりましたが、デジイチでもマクロの基本に立ち向かいました！がしかし、困ったことに連日の晴れ続きで苔がカピカピ！全くもってかわいそうな苔の写真しか撮れない状態！というわけで、２人して水を汲んできて雫作りをがんばっちゃいました！なんとかかんとか良い練習台ができました。それにしても、マクロ撮影ってのは遠くから見たら「？」なカメラマンに見えてしまいます…。

でもって、バンちゃんが狙うのは形がナイスな雫ちゃん！これまた自分のイメージに近くなるようにあ〜だこ〜だ奮闘しながら集中しました。集中しすぎて、息切れしてしまうほどに疲れちゃいました。

そんな楽しき集中力を発揮していると、またもや時間が…。いくら時間があっても足りないもんです。一日に「１０時間写真を撮り続ける」というと、変態的な要素が含まれるようですが、実際にやってみるとまだまだ足りないもんなんです。

息抜きのティーブレイクもまた静かな空間で至福でありました。バンちゃんもボクの親バカトークにつきあってくれ、楽しかったっす。

そんなこんなであっつうまに１０時間が過ぎ去っていきました〜！今日は気温が低めだったので、集中力を持続するにはもってこいで、まだまだ撮影を続けられそうな勢いでありました。バンちゃんもネクストステップの一歩を踏み出せそうな、闘志を燃やす目に変わっておりました。あとはパソコンで開いてみて、復習かなと。

というわけで、基本を大事にするからこそできる遊びもしつつ、カメラに写真にフォトグラフに没頭しまくった一日となりました。