2011年11月16日水曜日

お花がたくさんでした。

本日は屋久島5回目のワダちゃんと屋久島4回目のトモちゃんと一緒に秘密な美しいスポットへと行ってまいりました〜。なんと連続登山3日目ということもあり、急斜面はあるものの、比較的標高が低くてユルめのスポットへと行ってきたわけです。

 ここ数日は寒さとあいまって、天気は晴れ!もうコケはカピカピのカラカラなのですが、秋の気持ち良さがあるということで、良しとしましょう。でもって、秋から冬にかけて咲く花たちがたくさんありました。一発目はというと、ツワブキであります。この黄色が刺激的。季節の花だなぁと。県道沿いにもたくさん咲いてます。

 でもって、テクテク歩いていると、今度はヤクシマツチトリモチという腐生植物が真っ赤な色でニョキニョキはえていました。するとワダちゃんが「でかい!」というのでちょっと立ち止まってみると…。

 デカイッ!特大サイズのヤクシマツチトリモチがありました〜!これにはボクも興奮…。上の写真が標準サイズで、下の写真がビッグなヤツです。標高が低くて栄養があるところにはこんなにも大きなものがあるんだなと。里山の植物って面白いなぁ。

 花が咲いている所で随所に道草を食いつつ、前へと進みました。ちょいと洞窟風な場所でワイワイ。トモちゃんも「なんか懐かしい〜」と一言。きっとトモちゃんは原始時代にまで祖先をさかのぼれる能力があるのだと思います…。

 この後に、ワダちゃんがあわや滑落か?というシーンもありましたが、ちょっと足を滑らせただけでした。ハラハラドキドキしつつも、汗もほとんどかくことがなく歩けました。

 でもって、ダイナミックな光景にワイワイしつつ、ひゃっこい水に足をつけつつ、目的地へ到着ッ!秘密なスポットなので、写真は割愛させていただきます。ランチをして、ボ〜っとして、撮影会をして、ワダちゃんは就寝…。陽光を浴びながら、ユルい時間でありました。

 そんな昼下がりを楽しんだ後に下山開始。歩き始めて数分で足元に紫色の花を発見ッ!標高低めの山をあまり歩かないボクにとっては初めて見る花でした。もちろんその場では名前もわかるわけもなく、葉っぱという葉っぱがないから、これもまた腐生植物かなぁと思ったくらいでした。家に帰ってきて調べてみたら、「ルリジャクショウ」という多年草の腐生植物でした。なんとも可愛らしい色と形です。ちなみにボクは初めて見る花でしたが、そんなに珍しいものでもないようです。

 道草多数で歩いていると、沢を渡る場所であわや水没?というシーンも!ファイト〜!いっぱ〜〜〜っつ!って感じで、トモちゃんは陸に上がることができました。ふ〜、ハラハラドキドキでありました。結果オーライではありますが、なんとも刺激的でありました〜。

 で、花つながりでいうと、本日もっとも咲いていたのが、タシロルリミノキのルリ子ちゃんであります。林内は暗くてまともな写真は撮れませんでしたが、こんな美しい色の実がつきます。ドバ〜っと実がついていたり、花が咲いているものも多々あり、「ルリ子!」「ルリちゃん」と呼びながら、愛でました。

 そんな感じで、ユルいタイムスケジュール通りに歩くことができ、疲労もそれほどキツくはなく、無事に車に戻ってくることが出来ました。あわや!というシーンがワダちゃんに1回、トモちゃんにも大きな1回ということで、心の勲章ができたのかなと。こうやって屋久島の想い出が濃厚になっていくのかなと…。

 車にもどってからも時間的にも余裕があり、温泉によって、すっきりさっぱりして、空港まで到着(最終便で島を出る予定でした)!そんなわけで、花が咲き、秋の風が吹き、陽光を浴びつつ、ワイワイ楽しい一日となりました。

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