2011年5月12日木曜日

台風の影響はゼロでした。

 本日も元気はつらつ、ヨシノ・ママ&チアキちゃん、ナガサキさんと一緒に縄文杉へと行ってまいりました。噂の台風一号、数日前までは屋久島に突進してくる予想でしたが、全くもって影響がなく、本州にかかる前線の方が強烈であったようです。登山バスも通常通りスムースに登山口へとボクらを運んでくれました。さらにテクテク歩き始めるやいなや、この朝日。想定外の天候でありました。まぁ、台風っぽい湿った空気感はありましたが、たまに風も吹きいい朝でありました。

 早朝は青空も出ていたのですが、一時間も歩くと霧雨が降ってきて、苔が一層元気に。なんだか梅雨を思わせる天気が続いていただけに、一年で最も森が美しくなる梅雨時期な道のりでありました。レインウェアを着るほどの雨ではなかったので、潤うトロッコ道を順調に進みました。

 とりあえず、順調にとトロッコ道を終了し、山道へ突入。ここからが本番であります。日頃山登りはしないヨシノ家のお二人は猛烈にがんばりました〜!ウィルトン株で愛の撮影会をしつつ、急斜面に突進。ヨシノ・ママもここ一番のがんばり。後から聞いたら、「何度くじけそうになったか」と…。そう、縄文杉は簡単には会えないお方なのであります。チアキちゃんはポーカーフェイスで母上を気遣う余裕も。対するナガサキさんはアウトドア好きでありましたのでこのくらいはなんのその。連続登山もお手のものでお見事な歩きでありました!

 そんなこんなで、いろいろと森トークをしつつ、一気に縄文杉へ!いや〜、今日もどっしりと訪れる人を向かい入れてくれましたぁ。ヨシノ・ママも「歩いたかいがあったわ!」と溢れ出る笑顔。娘のチアキちゃんと一緒に縄文杉の前に立つ幸せをボクも分けてもらいました。ナアサキさんは縄文2回目だったのですが、カメラのレンズを交換したり(超広角素晴らしい!)、カメラにも熱中できました〜。ボクとしてもGWの5月3日以来だったので、周りの木々達が新緑をまとい、ガラッと変わっておりました。標高1300メートル付近も新緑の春であります。

 縄文デッキでワイワイしたり、写真を撮ったり、縄文トークしたり、のんびりしていると、なんと完全に貸し切りの状態になってしまいました〜!もちろん前にも後ろにも人がいるわけなんですが、隙間産業的にデッキから人がいなくなっておりました。すかさず、ゴロン。いや〜、なんだか不思議な空間。思わず、みんなで盛り上がってしまいました。ちなみに本日の登山者数は100人ちょっとだったようで、平和な日だったなと。お弁当も東屋に余裕で座れて、いいランチがでできました。

 そんなこんなでランチを終え、縄文デッキに戻って来ると団体様ご一行がたくさんいました〜。やはり5月はこれくらいの盛り上がりが欲しいなと思ってしまいました。なんといっても屋久島のカリスマ・縄文杉です。混雑し過ぎも大変ですが、人がほとんどいないのも寂しいもんです。

 でもって、下山開始。この頃から、湿った空気がなくなっていき、晴れ間も戻ってきました。ときおり、木漏れ日がまぶしいことも。「5月に台風?」とちょっと期待してしまったのですが、まだまだ春の勢力が強かったようです。

 下りは順調に、それでいて慎重におりてくることができ、ウィルソン株の中で休憩できるほどに快適な道のりでありました。株の中は涼しくて、良い空間でありました。ボクも株の中で休憩するのは久々だったので、なんだかホッと一息できました。

 でもって、トロッコ道再来ってことで、みんなで先頭を交代しながら歩きました。途中、ヨシノ・ママが先頭になったとき、一気にスピードアップして、「ヨシノ・ママ凄い!」と後ろ3人で追いかけました〜。写真はその時の様子です。

 すると、約2分後、バトンタッチ!ということで、戦線離脱…。ほんの2分ほどでしたが、ヨシノ・ママの快速歩きは素晴らしかったです。

 そんな快適なトロッコ&青空まじりの天気にもなってきたので、沢でコーヒーブレイク。前日にそこそこ雨が降ったためなのか、若干水が濁り気味でちょっと増量気味でしたが、平和でのんびりした時間を過ごす事ができました。みんなで裸足になって水に足をつけ、リフレッシュも完了。良い空間であります。


 そんなこんなで、登山口までも順調に歩く事ができ下山完了。登山バスはやや混雑気味になりましたが、今日もナイストレッキングな一日となりました。

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