今日も女学生たちと…。

　昨日に引き続き、本日も（元）女学生たちと一緒に黒味岳を狙ってきました〜ッ！通常よりも１時間ほど早く宿を出発。もちろん車の中から大盛り上がりです。縄文杉の登山バスを横目に、朝日スポットに着くと絶妙な朝焼けが広がっておりました。ちょうど太陽のラインに雲があり、なんともかっこいい。普通の朝日もいいんですが、こちらの方がレアでなんだか見とれてしまいました。良い色です。カンバラさんのカメラでも良い色出ました（たぶん）。

　そんな寄り道をしつつも、登山口へ到着。GWの盛り上がりとは裏腹に、駐車スペースには５台ほど。しかも、天気予報とは裏腹に青空が！さてさていつまで続くかなと思いつつ、レッツスタート。

　早朝の森をテクテク歩き。やや湿度高めでしたが、ときおり爽やかな風が吹いてきもちよかったす。そして、我らが淀川へ到着！ん〜、ちょうど雲の切れ間で陽が射し込み、お美し過ぎるほどの風景が…。透明度はもちろん朝の空気とあいまって、ため息が出ちゃうなと。そしたら、ヤスエさんの目から光るものが…。「滅多に泣かないのに、あまりに奇麗だわ〜」と全身で美しさを体感しておりました。オカモトさんも「わたしも泣きた〜い」と。景色を見て涙が出るというのは、本当に素晴らしいことだなと。そんなこんなで、のんびりタイムに。

　絶景の後は急斜面に突入。がしかし、花の女学生ですからいろんな雑談をしていたら、いつのまにか急斜面が終わっていました〜！それなりにキツかったとは思うのですが、それをみじんも感じさせないトークでありました。

　そして、トーフ岩が見える展望所へ到着。最初にトーフ岩が見るポイントで、少し雲がかかり見え隠れしていたのですが、昨日の太鼓岩と同様に肺活量抜群の息をフ〜〜〜っっと吹きかけておいたので、展望所ではばっちり見えちゃいました。相変わらず、不思議な岩であります。

　そんなこんなでワイワイ歩いていて、花之江河へ到着しました〜。若干時間が押し気味だったので、ここから上へ向かうかのんびりするかの作戦会議。ポツポツと雨も降ってきて、本日はゴールを黒味岳の頂上から「抹茶ソフト」に変更することに決定。タニムラさんのナイスアイデアであります。霧雨のように降る雨が心地よかったです。

　昼食にはちょっと早かったのですが、どうせなら景色のいい所でランチタイムに。花之江河でのんびり良い時間が過ごせました。雲が抜けたり、黒い雲がかかってきたりと、変幻自在の天気。ときどき黒味岳の頂上も顔をのぞかせ、トークにも花が咲きましたぁ。良い景色で、うまい弁当。ん〜、これが山の醍醐味の一つかなと。その後はバッチリ携帯トイレ体験コーナーへ。手みやげができました〜。

　帰り道は順調に、それでいて集中して歩きました。転ばぬようにゆっくりとそれでいて確実に。そのおかげで当初の予定よりも良いペースで淀川に着く事ができました。これまたティータイムにはちょっと早い時間だったのですが、絶景の前でブレイクタイム。静かな流れに見とれつつ、贅沢な空間でありました。ときどき弱い雨が降り、川面の波紋が美しかったです。

　そして、淀川から登山口へ向かう途中で本日最大の事件が発生しました〜。レインウェアが暑くなったので、みんなで脱いでいた所、小鳥がピピピと鳴きました。その次の瞬間、連続してピピピとボクも初めて聞く小鳥の鳴き声が…。みんなが「なんの鳥？ず〜っと鳴き続けているね」、ボクは「こんな鳴き声の鳥は聞いた事ないっす」と。１〜２分みんなで呆然としてしまいました。

　真相が明らかにされぬままに、登山口へむけて歩き始めたのですが、なんとこの小鳥の鳴き声がずっと後をおっかけてくるんです。ボクも「？」と思い、注意深くヤマグチさんを観察すると…。

　なんと！ヤマグチさんのリュックに付けていた万歩計の防犯ブザーがなっていたのでした〜！みんなで大爆笑しつつ、ピピピの音は停止。それにしても、初めは完全に鳥の鳴き声と勘違いしてしまっただけに、なんとも大笑いな時間でありました。

　そんな事件を乗り越えつつ、無事に下山完了。登山口には宮之浦岳へ行った人たちが談笑していました。釧路と青森から車で来られた方、バイクで日本一周をしている若者。そして、ボクらみんなで談笑タイム。ほんの一瞬でも旅の出逢いって楽しくて、話がはずみます。

　というわけで、今日も女学生たちと大笑いした一日となりました。もちろん本日の目標である「抹茶ソフト」もぺろりと平らげる事ができ、充実した日となりました。