2011年3月1日火曜日

2011森水開き。

 本日は屋久島の山で事故が起きないよう、一年を安全に過ごせるようにと、「森水開き」がありました。場所は我らが白谷雲水峡。危うく寝坊しそうでしたが、ハッスルして行ってまいりました。

 まずは「益救神社(やくじんじゃ)」の神主さんが神事を行いました。なかなか厳粛なムードです。

 神事の最後にはお神酒を。車で来ているのでもちろん形だけです。運転がない人はおかわりしてました…。

 その後はガイドが中心になって、登山道の清掃作業へレッツゴー。昨年はヤクスギランドの木道をゴシゴシしましたが、今年は弱くなってきている登山道を清掃がてら、W隊長を筆頭にして、補修してきました。頻繁に整備をしているので、急斜面であったり、人がよく集まる場所を重点的に行いました。
 自然が溢れる場所とはいえ、登山道というのは人が使う道です。人が管理していかないとダメになってしまうもんなんです。普段は1分ぐらいで歩けてしまうところも、何時間もの地道な作業が必要です。

 以前からちょいとテコ入れしないと行けないなと指摘されていた場所も、人が滑落しにくいように、補修完了。こけない事が最も大事ですが、こけた時に最小限の被害で済むようにしたいものです。この辺まではかなりのご高齢の方たちも頻繁に来る場所なので、できる範囲でサポートしたいものです。

 そこそこ時間が余ったので、最後は木道の苔をゴシゴシ、ゴシゴシ。こいつをしないと木道がダメになっていってしまうし、かなりの確率でこける人が増えます。汗をかきつつ、ゴシゴシ。

 ゴシゴシ完了後の木道。全部はできませんでしたが、要所要所はできました。

 その後、ボランティアチームにお弁当が配給されて、ランチタイム。ワイワイした後は、場所を変え、森林保全センターで意見交換会。こういう機会がもっと増えていくといいなぁと思う意見交換会となりました。


 というわけで、山と森の安全を祈願しつつ、シーズンインの気合いも入った一日となりました。

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