美屋久　ぶろぐ: 初屋久島ではありますが…。

　本日はミっちゃんとトモちゃんと一緒に太忠岳へ行ってきました〜！お互いに一人旅なんですが、初屋久島ッ！のっけから太忠岳へ行ってしまうというちょっとアブノーマルな２人であります。そんなアブノーマルな２人を祝福すべく、車に乗り込むと朝日が昇ってきました〜ッ！ボクも半ば焦ってしまい、朝日が見えるスポットへ急停車。いや〜、夕陽のような色が美しかったです。結局、朝日スポットだけで２カ所のんびりしていまい、これまたのっけからのんびりモードに…。

　ヤクスギランドに着いてからも、これまた雨も降っていなかったので、河でブレックファースト。初めからしてボ〜っとタイムに…。日が沈む前に帰って来れるのか心配ですが、その場の気持ち良さからは抜け出しにくいのが人間の性（さが）というものであります。

　ミッちゃんはかなりの山好きで、トモちゃんも若さが溢れていたので、歩く速度は健脚。しかし、のんびりのスイッチが入っているので、止まっては歩き、歩いては止まる、屋久島の森らしい歩き方となりました。でもって、天文の森付近に着くと…、「あれ？いつもより明るい…」。周りをよ〜く見ると巨大な倒木が！しかも、これは我らが天文の森の主である「釈迦杉」の方角…。「もしや、翁杉と同じことに…」と一人で小走りしてしまいました！森がいつもの空間じゃないと恐怖心とトラウマが…。近くに寄ってみてホッと一息。立ち枯れていたモミが倒れておりました。樹齢は２５０年という感じでしょうか。なかなかデカイです。根腐れから木が枯れた感じの倒れ方でした。ボクが前回この森を通過したのは、９月６日。その時にはなかった倒木なので、ひょっとしたら翁杉とともに倒れたのかもしれません。モミ君もお疲れ様でした。ここまで成長するのに幾度となく嵐を体験し、光合成をたくさんしたのでありましょう。

　そんなドキッとする光景を感じつつ、上を目指します。もちろんのんびりと。おそらく今年の大雨の影響のせいだと思うのですが、この太忠ルートも倒木が多めです。大きくまたげばクリアできるのですが、例年以上の多さです。普段はのほほんと立っている森の木々ですが、実際の所は無茶苦茶踏ん張って、無茶苦茶光合成しようと頑張っているんですね。今年はそんなことを考える機会が多く、ついしっとりとした話が多くなっているような気が…。

　でもって、ガンガン攻めていき、汗もたくさんかいて頂上を目指します！ロープもファイト一発な感じでクリア。ミッちゃんはかなりロングな足なので、スイスイでした〜。いいな〜。もちろんトモちゃんも若さ溢れるプレイでナイス登山。

　そして、一気に頂上へ！いや〜、今シーズン最も平和な頂上だったかもしれません。風がほとんどない…。軽く吹くときもあるのですが、扇風機程度。もちろん頂上は貸し切り…。超久々に頂上でランチができました〜。上空に太陽があったので、やや灼熱系ではありましたが…。

　ランチ後は自然とダラダラモードに。雲も抜けたり、かかったり、太陽も出たり隠れたりで、ナイスな空間でありました。ボクもぼ〜っとしていると、左視野に…、若い男女が倒れていましたッ！しゃべり声が聞こえないなぁと思っていたら、就寝モードへ…。こんな日は通常の時間で登って下るわけにはいきません。その場の気持ち良さを最優先であります。