昨日&本日にかけて、ミサリン&ユミゴン姉妹と縄文杉お泊まり会へ行って参りました〜。前日の天気予報では「強雨」マークも…。しかし、朝の天気は想定外の晴れ…。6月は人間もあまり光合成できないために、爽やかな空気の中でスタート。
白谷から入り、荒川へ下りる予定で歩き始めたのですが、6月という事もありほとんど人がいない苔の森をテクテクウォーク。順調に歩を進めて、もののけ付近では絶妙な木漏れ日光線が。しかも泊まりは日帰り部隊と時間がずれるので、周りには誰もおらず、至福の空間でありました。ここの所、晴れ間もあったものの雨が降らない日がなかったので、森のコンディションも絶好調。荷物は重いですが、ボ〜っとしちゃいました。
そして、重い荷物を峠に置いて、身軽な状態で太鼓岩到着ッ!ミサリンが「うぎゃ〜〜〜〜!」と歓声をあげまくるほど視界が開けていました〜。まさかこんなに視界がきくとはボクも思わなかったです…。青空と雲のコラボレーションもよく、そんな場所を独占しちゃいました。すかさず、ボ〜っとタイム。前後一日ずれていたら、この光景に出会えなかっただけに、旅行の日程も完璧でありました。
そんなつかの間の晴れを満喫し、急な坂を登っていくと、徐々に雨が降ってきました〜。それほど強い雨ではなかったので、急な坂が終わってからは折りたたみ傘を使い、写真を撮りながら歩きました。ちなみに下の写真、傘に「ハ」の字が!実はミサリン&ユミゴンの名字は「ハ」が付くのですが、それにちなんだ傘ということにしているそうです。見続けていくと、なんだか笑い声が自然に出てきちゃいそうな傘であります。で、足元を見るとユミゴンのシューズがピカリと光ります。縄文参拝のために新調した可愛いトレッキングシューズ。ボクもこの赤を狙ってます…。
そして、どんどん歩いていくと、ポツポツ雨と相まって、森が幻想的な空間に変貌していきました〜。午前中は晴れだっただけに、この変化もまたよかったっです。自然というのは常に動きがあるもので、一瞬一瞬を大切に歩きたいものであります。
そして、我らが縄文様へ到着ッ!いヤ〜、これまた幻想的な縄文様が迎えてくれました。もちろん貸し切り展望デッキだったので、わ〜わ〜言いながら良い時間でありました。このシトシト雨がまた良い演出をしていて、ユミゴンは縄文杉の枝から落ちてくる雨の雫を口に入れようと上を向いて頑張っておりました。たまに顔面に雫が落ちてきたりしていましたが…。ハハハ。
そんでもって、本日のお宿・高塚小屋へ。そこそこ人もいて、小屋の中は温かかったです。早速ディナーを作り、晩餐しました。6月とはいえ標高1300メートルの森はそこそこ冷えるので温かい食べ物が幸せでした。その後はイビキ合戦になりそうな小屋メンバーだったので、小雨が降っていたのですがテントデッキにテントを貼って、2人は個室で就寝。ボクはイビキ合戦&ネズミの運動会の会場である小屋で就寝…。シトシト雨の中でミサリンとユミゴンがちゃんと寝れているかなぁと心配しつつ、いつの間にか爆睡してました…。
日の出の時間とともに起床。シトシト雨の朝でありました。豪雨だと「今日も歩くぞ!」という気合いが入るのですが、こういうしっとり系の雨が降っている朝は、とても心が癒されちゃいます。潤いの森がおはよ〜って感じで、思わずボ〜っとしてしまいました。
2日目はそんな潤いまくりの森を歩き始めました。縄文様とお別れする時も、ユミゴンに加えて、ミサリンも雨の雫を口に入れようと上を向いて動き回っておりました。ハハハ。この遊びはなかなか楽しいっす。
で、日帰り部隊のすれ違いで道脇によけている時に、後ろで2人の笑い声が!振り向くと、ボクの方を向いて笑っております。何かと思うと、ミサリンがすれ違いの暇つぶしに、ボクのザックカバーに顔を作っておりました〜。デカイザックにデカイ顔。なかなか良い顔です。下の写真をよ〜く見て欲しいのですが、口に使った落ち葉がモロに「クチビル」していて生々しいんです…。
あまりに良いペースで下りてこれたので、ここからはのんびりウォーク。すでにミサリンのカメラのバッテリーはなくなってしまっていましたが、ユミゴンのカメラでパシャパシャ撮影ウォーク。登山口近くでは、モウセンゴケの雫が良い雰囲気出してました〜。マクロ系の撮影をしていると時間がいくらあっても足りなくなっちゃうもんです。
さらに最後のトンネル付近の苔が超奇麗でした。シトシト雨が降り続いていたので、「苔の滝」とも呼べる光景が広がっておりました。5〜6メートル上から苔の雫がまばゆい感じで落ちてきて、しばし見とれてしまいました。
葉にも雫がついていて、雫フェチにはたまらないコンディションでありました。やはり梅雨時期というのは雨が素晴らしいです。新緑の緑と潤う森。ん〜、たまりません。
そんなこんなで、無事に下山完了!屋久島が最も「屋久島らしく」なる季節のお泊まり会でありました。
0 件のコメント:
コメントを投稿