2010年2月20日土曜日

たんかん真っ盛り!

 ここのところ、ブログがアップできていませんでしたが、ダラダラとしていたわけではありませんッ!そう、屋久島の果実といえば真っ先に思い浮かぶ「たんかん」。こやつらを今年も元気いっぱい収穫しております。たんかんシーズンまっさかりでどこもかしこもあわただしくしております。

 で、たんかん。食べた事がある人は知っていると思いますが、なんともかんともウマいっ!オレンジのようでいてみかん。みかんのようでいてジューシーという、絶妙な果実なんです。ボクが屋久島に移住して来たその年からずっとお世話になっている「美暢農園(みのぶのうえん)」。年々、収穫アップしつつも、品質もドンドンよくなっているんです。ん〜、農業というのは1年〜2年では結果はでないものなのだなと。日々のたゆまぬ汗と知恵と根気と茶目っ気で育って行くんだなと。なんだか今年のたんかんは今までで一番素晴らしかったので、収穫していて涙が出そうな喜びがありました。まぁ、ボクは収穫するだけで、手入れは全くしていないんですけどね…。下の写真のように、たわわになっております。(もちろん数が多ければいいというわけではなく、品質と量のバランスが大事。)

 で、ボクが手伝う前からずっといるニワトリ。6歳だったか、7歳だったか忘れましたが、かなりの老齢。人間で言えば90歳前後なのではというみんなの推定。しかも、落ちたたんかんをつまんでいるので、ビタミンたっぷり!な肉なのでは…。まぁ、見るからに遅い動きなので、かなり筋肉は衰えているとは思いますが…。

 そんでもって、たまたま情報を仕入れたのですが、安房港に「やくしま」と名乗る自衛隊の船が見学会をおこなっていました。なにやら「地雷」ならぬ「海雷」を除去する専用の船らしいです。記憶に残るところだと、ペルシャ湾が盛り上がった時もでむいたそうです。ちなみに木製なんです。なんで木製かは忘れました…。大きな船ではないのですが、中に入るとなかなかどうして、いかつい感じでした。

 そんなわけで、夜はたんかんを収穫したメンバーで鹿肉パーティ!なにやら農園を狙う鹿が網にひっかかって、そやつらを食すんです。恵みです!しかも、今期はなんと12頭もひっかかり、農園主のMさんも「鹿をさばく腕が格段にあがった」と…。その言葉通り、こんなにウマい鹿肉を食べたの初めてでした。基本は焼き肉にしつつ、下の写真は「鹿肉のタタキ」。ん〜、正直な所、牛のハラミよりうまかったです。さばきかたでこれだけ味が違うんだなぁと、感激でありました。


 そんなわけで、たんかんな季節であります。

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