2014年5月26日月曜日

濡れすぎたシャクナゲ…。

 本日は数日前に引き続きカヨコ母さんと、屋久島10回目ののカネゴン、カネゴンが引き連れてきたキノピ〜と一緒に黒味岳頂上を狙ってまいりました〜。あくまで狙うという表現です。今日の天気予報はというと一週間ぶりの「強雨」予報。ヘビーリピーターのカヨコ母さんとカネゴンは笑顔でしたが、初屋久島のキノピ〜はやや心配気味な表情の中、ワイワイ出発しました。

 登山口は団体様で大盛り上がりだったのですが、長野からのご一行様だったようです。(トイレ待ちで誰にでも話しかけるカヨコ母さんがゲットした情報です。笑。)結局、豪雨だったので途中で引き返したようでした。それにしても雨の日は森がカラフルになりますね。


 でもって、テクテク歩いたのではありますが、登山道が早くも登山沢に!テンションあがります。キノピ〜のシューズは歩き始める事10分で浸水!淀川小屋に着く頃には、豪雨なテンションのスイッチも入っておりました。


 で、軽く小屋の屋根で休憩してから、我等が淀川へ。大増量中でありました〜。もうお得感満載の水の量。嵐好きのボクもちょっとこの先のガイドを考えるほどの量でした。そこにカヨコ母さんが「花之江河まで行ってみる?」の一言で上を目指す事に。さすがカヨコ母さん、今回の旅でこの道は三回目です。


 とまぁ、豪雨過ぎで話し声も雨に打ち消されつつも、前進しました。森の中のシャクナゲも咲き始めており、所々で癒しの風景となっておりました。カネゴンも「シャクナゲがなかったら心がおれてるかも…」と、シャクナゲが歩く気持ちを後押ししてくれました。


 小花之江河は「小花之江池」とも呼べる状態になりつつ、変なテンションになりつつ楽しかったです。大雨ってやっぱり楽しいなぁ〜。まぁ、安全に歩く事が大前提ではありますが。花之江河も水量が多く、雨の屋久島にふさわしい風景を作り出しておりました。


 この辺まではよくある大雨って感じだったのですが、ここから先がなかなかのもんでした。いつのまにか今日は沢登りに来てしまったのではないかぐらいの勢いでした。


 とりあえず、森の樹々達が守ってくれている付近は風もほとんどなかったので、さらに進みました。森林限界の入り口まではなんとかなるなと判断し、「登山川」に加え、「登山滝」も登る感じで攻めました。ボクも幾度となく大荒れの黒味岳に行きましたが、今日の荒れっぷりは初めてのレベルでした。


 そ、し、て…、森林限界入り口に到着!サッカーの解説者が叫ぶ感じで、ゴ〜〜〜〜〜ウッ(豪雨)!おまけに爆風スランプでありました。風に立ち向かおうとすると息ができないレベルでして、激しかったです。そんな中、濡れまくったシャクナゲが実に美しさを放っておりました。アドレナリンとドーパミンが同時に大放出する刺激的な森林限界でありました。
 ボクがカメラを出すのをちょっと躊躇するレベルの雨は久々であります。もちろんそんな嵐でも写真は撮りますが。みんなで目を開けられない状態で記念撮影して、変なテンションが最高レベルに楽しかったです。


 で、この先の森林限界はさすがに危険度数が格段にアップするので、潔く撤収ッ!命をかけるほどでもなく、シャクナゲにも満足でありましたので、限界の先はまた今度という流れになりました。
 いつもならば豪雨と小康状態が交互に降るのが定番なのですが、今日の雨は止む事をしりませんでした。帰りはキャニオニング的に下りました。
 と、黒味分かれに戻ってきた時に運命的な出会いが!なんとカネゴンが昔働いていた時に同じ会社で働いていたガイドのSくんと出会ったのです!朝から、宿が同じだった子(数日前に大和杉に行ったマサコ様)がSくんのガイドでカネゴンがSくんの名前に聞き覚えがあると話していたんです。会社ではあまりやり取りがなかったようなのですが、まさかこんな豪雨の中で、こんな奥深い山の中で会うなんて…。人生って面白いもんです。すかさず記念撮影をしちゃいました。


 森のシャクナゲも今年は見応えありです。どんどん咲いてきています。濃厚な緑の中にシャクナゲが輝いておりました。もちろんシャクナゲの花に劣らず、カヨコ母さんも輝いております。


 んでもって、止む事を知らない雨は屋久島一の清流を濁流へと変貌させておりました。ボクもこのレベルまで増水しているのは初めて見ました。橋が新しくなっていてよかった…。今までの橋の高さだと橋が水の中に入るレベルだったと思います…。

 では、晴れの日と今日の比較画像をお楽しみください。

 まずは今月5月1日の橋の全体像。


 橋を渡りきった所から上の写真の方を撮った写真です。


 続いて、数日前のカヨコ母さんとナオちゃんと宮之浦へ行った時の写真です。角度は違いますが、ほぼ同じ場所から撮ってます。



 しつこいようですが、もう1パターン。左側にオレンジ色のヒメシャラがちらっと見えます。


 その枝の木がこの下の写真。人が立つと増量ぐあいが伝わるかなと。




 そんな感じで増量の淀川に興奮しつつ、雨の当たらない小屋の屋根の下に入り込めました。今日は強雨予報だったので、普通よりも1時間ほど早く出発しただけに、戻ってきてちょうどいいランチタイムとなりました。それほど冷たさを感じない雨だったので、その辺も先に進めた理由でありました。


 で、豪雨の音を聞きながらランチをしつつ、小屋周辺になかなかの落とし物がありました。おそらく、泊まりで利用した方が丸々忘れていった食料でありました。トマトやキムチまであったのですが、ビックリしたのは牛乳パックまであったんです!ひょっとしたら、日本人ではなく外人さんの忘れ物かな?以前も水代わりに牛乳を飲んでいる外人さんを見かけた事があるので。けっこうな量があったのですが、ガイドのSくんと分担して撤収いたしました。


 そんなランチ後に、もう一回大増量中の淀川を見て、登山口へ向かいました。完全に道は沢です…。


 というわけで、歩き始めてそうそう変なテンションのスイッチが入りつつ、アドレナリンもドーパミンも大放出され、笑顔で下山完了!10年ほどガイドをしているボクとしても、この登山道で最も水にあふれる山登りでありまして、想い出深き一日となりました。濡れすぎたシャクナゲ登山となりました。

2014年5月25日日曜日

ワイワイ歩けました。

 本日も元気モリモリ、マツイさん&ウノさん、金子夫妻、メグミちゃんと一緒に白谷〜太鼓岩へと行ってまいりました〜。今日も晴れの天気予報で、苔がちょいと乾き気味ではありましたが、スタートからみんなワイワイモードに入っており、ナイスでありました。

 マツイさんとウノさんはなんちゃって写真教室のお友達でして、スタートからすぐに写真モードにスイッチオン!被写体には困る事とない白谷だけで、連射するかのように風景をカメラに収めておりました。二人ともナイスな愛機を手に良いのが撮れたかなと。ちなみにマツイさんのカメラはボクがガイド用に使っているカメラと同じでして、良いセンスしております…。


 苔は乾き気味とはいえ、白谷の緑は健在なので、ちょっと歩いて風景に酔いしれ、ちょっと進んでは写真モードでワイワイしました。白谷を速く歩けなんてことはできません!


 とまぁ、ユルい雰囲気の中で、途中途中でフォトジェニック休憩を織り交ぜつつ、森を楽しみました。気温はそれほど高くなかったのですが、歩くと暑さを感じるだけに沢沿いが非常に気持ちよかったです。


 そんなモリモリした森を歩き終わり、小屋周辺に到着。ちょうど良い時間だったのでランチタイムでエネルギーを充電。近くに「熊さん」というガイドがいたのですが、2回目の屋久島であるメグミちゃんは前回縄文杉へ行った時に会ったらしく、別の意味で盛り上がっておりました。その後も熊さんとワイワイ。いつでもワイワイです。


 でもって、ランチ後に苔むす森に到着。ちょうど鹿ちゃんが森に登場!混んでいなかったですが、みんな一カ所に集まって鹿を狙いました。しかし、手前に来る事はなく、去っていきました。このじれったさがまた良いか感じであります。


 その後、熊さんにからまれているみんなです…。女性にはよく話しかけてくれます。


 その後はちょっとずつ急斜面になりつつも、フルパワーでがんばりました。皆様、日頃の運動の成果?を遺憾なく発揮できたかなと。太鼓岩手前の急斜面も休み休みで良い汗かけました。全身で歩くからこそ、全身で感じれるものがあるってもんです。


 そして、汗がしたたり落ちる頃に太鼓岩到着!みんなで歓声をあげてたどり着けました。写真は混雑しているように見えますが、それほど人は多くなく、写真を撮ったり、風景に酔えたりと、のんびりできました。


 すると金子さんが「あっ!」と叫んだので近寄ってみると、左足の靴の裏がキレイにはがれ落ちておりました。足をくじかなくてよかったです…。写真は応急処置をしたあとの金子さんの足です。別にケガをしているわけではありません。


 そして、太鼓岩から下りようとする頃に今度はメグミちゃんが!今までワイワイしてきたのに、突然静かになったのでどうしたかと思ったら、お腹が冷えて腹痛が…。タオルと手で温めつつも、緊急事態レベルまでになったので木陰で携帯トイレタイム!こんなとき携帯トイレって便利です!完全復活まではいきませんでしたが、なんとかしゃべれるまで回復し、歩きました。


 なんとか小屋まで戻って来れて、すぐさまトイレタイム!ついでにみんなでブレイクタイム。メグミちゃんも温かい飲み物が飲めるまで回復して、ホッとしました。この頃には周りにほとんど人もいなくなり、優雅な時間を楽しんじゃいました。


 とまぁ、最後の道のりも写真を撮ったり、ワイワイしたり、元気に歩く事ができました。金子さんの靴もメグミちゃんのお腹も持ちこたえ、いい風景を楽しめたかなと。


 というわけで、いろいろとありましたが、終始ワイワイしつつ、思いっきり緑の世界を楽しむ事ができました。今度はぜひ雨の緑を体験して欲しいなぁ〜。なくなると思われていた笑顔も残っており、朝以上に笑顔がパワーアップして、楽しき一日でありました。


2014年5月24日土曜日

絶賛シャクナゲ営業中!

 本日は昨年の10月ぶりで一年たたずうちに来島のコンタニ夫妻と一緒に黒味〜投石平へシャクナゲ狙いで行ってまいりました〜!天気予報もバッチリ晴れでして、頂上を目指すには絶好の条件。宮之浦岳へ行っちゃおうかという話も出たのですが、すでにコンタニ夫妻は頂上を体験しているので、今回は行っていない黒味を狙いました。

 で、登山口に着いてみると観光協会主催のシャクナゲ登山に加え、団体様もたくさんいまして、なかなかの混雑ぶりでした。シャクナゲが大開花する年だけに、みんな気合いが入っていたなと。とりあえず、ボクらもスタートして淀川小屋付近に着くとこれまた人でごった返しておりました。シャクナゲシーズンだけに見られる光景です。GWでもここまで混雑はしません。


 で、コンタニ夫妻はこの辺のルートは3回目なのですが、新しくなった淀川の橋はお初でして、見え方がちょいと変わった風景に酔いしれつつ、テクテク歩きました。川辺に写る二人の影が往年の愛を感じさせるなと…。


 とりあえず、花之江河までは何度か経験しているのでサクサク歩く事に。展望所なんかは団体様ご一行がたくさんいたのでスルー。屋久島ヘビーリピーターだけに狙いを定めて歩けました。
 で、今にも咲きそうなパンパンのツボミがあったので、行きと帰りでどれだけ開くかをチェックするためにモニタリング。上の写真が朝の写真。


 そして、帰りの写真がこちら!ほとんど変わってませ〜ん!狙いが外れました…。もうちょっとかかりそうです。


 とまぁ、順調なペースで花之江河に到着。毎週のようにどこかの山に登っているコンタニ夫妻だけに良いペースで歩けました。ナイス!


 ボクらが到着した時は人がいませんでしたが、しばらく休憩しているとご一行様が!盛り上がっておりました。


 そして、黒味分かれより、いざ頂へ!急なロープ場もなんなくクリアして、奥さんは険しいほど血が熱くなって登れました。


 でもって、森林限界に突入すると見頃を迎えたシャクナゲの株がお出迎えしてくれました〜。この咲き始めのピンク色がたまりません。右後ろにある真っ白な花が早く咲いていたものです。それにしても、今年は黒味も花付きがいいです。


 ついでに男の肩越しに写るシャクナゲです。男の背中も語っております。


 そんでもって、黒味頂上付近はまだまだミツバツツジが楽しめてしまいました〜。そろそろ終わりかなぁ〜と思っていたのですが、山肌をパープルな感じで彩っておりました。良い色です。


 そんなこんなで、第一目的地の黒味頂上に到着!歓声をあげつつ、大パノラマを楽しめてしまいました。宮之浦の頂上とはまた違う絵になる風景であります。若干、ビビり気味のコンタニさんが頂上の先端で立てませんでしたが、気持ちよい写真も撮れました。


 そんなパノラマ風景と心地よい風を満喫してから、第二目的地の投石平に向かいました。ん〜、それにしてもシャクナゲが良い色してます。全体的には5部咲きにも到達しておらず、まだまだ楽しめそうです。


 そして、テクテク&サクサク歩いて、投石平に到着。ここがまた風の通り道でして、最強クラスに気持ちいい空間となっておりました。青空に風にシャクナゲに奥岳の新緑達…。奥さんも「絵みたいだねぇ」と彩り豊かな山肌にしびれておりました。


 そんな感じでランチをしてから、ボ〜っとタイムに。いつのまにか二人は夢の世界に…。それほどまでに気持ちよかったです。他の登山者も昼寝者続出でして、理想的な環境が広がっておりました。


 そして、今日は朝から登山者の間で「ロケットの打ち上げが12時過ぎにある」ってのが合言葉のように飛び交っておりました。予定通りの時間になると、ロケットの軌跡がバッチリ見えました。


 遅れること数分、地響きのようなロケットの轟音も聞こえてきました。青空の中にす〜っと吸い込まれていきました。ロケット雲の軌跡もまたイイ感じでした。


 とまぁ、思わず、映画が一本見れるぐらい長居しちゃいました。あの気持ちいい空間で早く帰れってのが間違っております。今日は一日中晴れまくりでして、帰りの登山道にユズリハの新芽が影になっていて、面白い影絵になっておりました。


 そんなこんなで我等が淀川に戻って来れました。川の美しさと光の共演を楽しみつつ、のんびりブレイクタイムを楽しめました。ボクがトイレに行っている時に鹿が川を渡ったとのことで、いろいろと良い演出がありナイスな時間でありました。


 そんなこんなで順調に下山完了。団体様の混雑もほとんどかち合う事なく、頂上もシャクナゲも満喫できました。まぁ、主役はシャクナゲだったかもしれませんが、他の花達もたくさん咲き、青空が広がり、たまらない一日でありました。帰る時の車道には少し前に産まれた子猿ちゃんも2匹登場してくれました。


 というわけで、本日もこの季節ならではの山を楽しめつつ、ワイワイガヤガヤ、時に夢の世界を楽しみ、素晴らしき一日となりました。