2015年12月30日水曜日

爽快な森でした。

 本日は、年に二回は屋久島に来ていて、本気で島に住もうとし、ハンコや通帳まで今回の旅に持ってきたアッちゃん!ハンコなどはいいとして、お母さんまで引き連れて屋久島に参上したのでありました。ちなみにお母さんも10数年ぶり、2度目の屋久島です。そんなハイテンションなアッちゃんとお母さんと一緒に年の瀬の大和杉へと行ってまいりました。

 朝はなかなか寒くて2度。まぁ、温かいかっこうをしているのでいいんですが、寒い日特有の空気感が気持ちよかったです。冬の晴れは身が引き締まります。


 とまぁ、雑談多しでテクテクと歩きました。前日にアッちゃんは黒味に行き、お母さんは周遊観光がてらヤクスギランドもちょっとだけ歩いたという事で、ランド内はサラッとスルー。大和杉へと向うあまり整備していない道からまったりペースで進みました。森の中に光が差し込んできて、理想的な朝を身体で感じちゃいました。


 と、ユルい感じで貸切の森を歩いていると、フッとボクの目に猿が飛び込んできました〜〜〜ッ!下の写真をご覧下さい。映画「猿の惑星」に出てきそうな猿が…。


 拡大するとこんな感じ…。見えます?幾度となく歩いているコースですが、このお猿には今まで気づかなかったです…。まさに来年の干支なだけに、思わず数枚写真を撮ってしまいました。笑。


 とまぁ、ボチボチ歩きつつ、巨木の森を堪能。深いなぁ、この森。落ち着きます。速度をあげて歩きたくない森であります。屋久島に何度も来ているあっちゃんですが、このルートはお初でして、目をキラキラさせて森を見ておりました。


 と、そんな深い森を進み、無名の屋久杉達にご挨拶しながら前進しました。もちろん年の瀬に大和杉に行こうなんて言う人は皆無に等しいので貸切の贅沢フォレストだったなと。まぁ、苔は乾いていましたが、その辺は見ない事にしておきましょう。


 でもって、大和杉に到着〜〜〜!ちょいとお母さんがフライングしつつも、スタイルバツグンの大和杉にご挨拶できました。光の差し込む冬の森って感じで、爽快!到着してすぐに、ボクがお湯でも準備しようかなぁとあれこれしていたら、何も言わずにゴロンと寝転がるアッちゃん!さすがです、森の楽しみ方を熟知しているなと。すかさずマットを差し出し、ユルい空気が流れておりました。その後はお母さんもゴロン。これまた贅沢だなと。


 と、本日もカップ麺でお腹を満たし、帰り支度の準備をしていると数人の声が!実はアッちゃんも昨夜会ってワイワイしたという民宿ふれんどのヘビーリピーター達がやってきたのでした。昨日ボクがガイドをしたこっちゃんをはじめ、顔を知っているメンバー。みんな超速いペースで歩いてきたようで汗だくでありました…。笑。この時だけ、森がワイワイした雰囲気になりました。


 と、そんな民宿ふれんどのメンバーにお別れしつつ下山開始。歩き始める事10分…。お母さんが「はっ!メガネを落としちゃったみたいッ!」と立ち止まりました。「なぬ!」と思いつつ、ボクも撮っていた写真でどこまでお母さんのメガネがあったかを確認。写真を撮ろうとして帽子にメガネをずらし時に落ちたような感じでした。ボクだけでササッと歩いて探しに行きました。大和杉近くの道の真ん中で無事に発見!見つかってよかった…。


 帰り道のハプニングも楽しみつつ、いろいろとおしゃべりしつつ、下りました。下の写真はアッちゃんが最近「萌える」という白骨樹や立ち枯れた樹々…。青空バックにかっちょよかったです。


 帰り道はいい感じのペースで進む事ができ、一気に川までおりました。もちろんすかさず寝転がったり、はしゃぐアッちゃん。好きにしてください…。


 そのままコーヒーブレイクタイムに。川のせせらぎをBGMにユルい時間でありました。たぶん夏の日が長くて温かい日だったら、あと2時間ぐらいいたかもしれませんが、笑、ほどほどにして最後の道を歩きました。


 ちなみにこの寒い冬の日の屋久島の川は最高レベルに透明度が高いです。夏には見れない風景の一つでもあります。写真を撮っていても、どこからが水か、どこまでが水か、よくわかりませ〜〜〜ん!


 というわけで、無事に下山完了!二人ともまだまだ歩けそうな雰囲気でありました。最後はなんとなく「親子漫才」?って感じなおしゃべりでした。笑。


 そんなこんなで、冬の晴れを満喫しつつ、奥深い森を堪能できました。たくさんおしゃべりしつつ、親子漫才的なおしゃべりでボクも楽しませてもらいつつ、充実した爽快な森を歩けた一日でありました。

2 件のコメント:

  1. なんなん、今日は本当に本当にありがとうございました!!!
    母が大和杉に会え、無事に帰ってこられたのもなんなんのお陰です。感謝!
    もちろん私ももりもりした森や巨木を存分に愉しめました!
    あのあとは、ジャングルキッチンでこれまた素敵な出逢いがあり、酔っぱらいながら一人歩きながら満点の星空を観ることが出来、本当にサイコーの一日となりました。
    屋久島サイコー!ありがとう(笑)

    また来まーす!

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    1. 早速の書き込みありがとう〜!お母さんもさすが歩きなれているだけあって、ゆっくりでも安定した歩きでガイドとしてもドキドキせずに登れてよかった〜!ちょいとがんばるコースをチョイスして正解だったねん。
      2016年はどんな展開になるかドキドキだと思うけど、そのドキドキを思いっきり楽しみつつ、また屋久島を謳歌してね〜!

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