2013年11月12日火曜日

寒さが心地よかったです。

 本日も元気モリモリ、チグちゃんと一緒に縄文杉へと行ってまいりましたぁ。この時期は帰りが17時半ともなると暗くなりちょいと危険度が高まるので、登山バスも早い時間に人が集中します。ボクらは狙った始発に乗り込む事ができました。早起きは三文の徳ってところであります。

 で、真っ暗闇の中でスタート。この暗い時間好きだなぁ〜。ヘッドライトがないと全く前が見えない道を歩く…。都会では味わう事ができないことかなと。そんな暗闇を歩きつつ、小杉谷集落跡付近に着くと朝が始まりました。なんだか屋久島の夜明けっぽくないですが、ドラマチックな雰囲気でした。


 とまぁ、明るくなってテクテク歩いていると、ボクの視界に飛び込んできたのがチグちゃんの靴!左右別々のカラー!なにやら仲良し友達と靴のサイズが一緒で、片方ずつパクリッコしたとのこと。ナイス。こういう遊び心が山をよりいっそう楽しくさせてくれるんだなぁと。


 で、今日はこの秋一番の寒さだったので、トロッコ道も眠くはならず順調に進む事ができました。ちょこちょことカメラ&写真テクニックを楽しみつつ、歩を進めました。前日に白谷をチロッと歩いたチグちゃんでしたが、疲れもほとんどなくはりきりれたなと。止まると寒いですが、歩いている時はちょうどいい気温。快適でした。


 と、ウィルソン株に到着して愛を探しました。最初は見つかりませんでしたが、しっかりとカメラに愛をおさめることができました〜。混雑感もなく、良い時間だったなと。


 そんな気温が低い日でしたので、急斜面もちょいと息切れする程度で汗だくになる事なくクリアできました。ほのかに汗が出てるかなぁぐらいで、イイ感じ。ところどころで道草を食いつつ、縄文を目指しました。ヒメシャラの紅葉も半分ぐらいは終わりつつあり、このルート最大のヒメシャラは9割ほど葉を落としました。葉が落ちた姿もまたいいなぁ〜。


 でもって、疲れはあるものの快適に歩く事ができ、そのままの流れで縄文杉に到着!これまた混雑感もほとんどなく、ナイスなコンディションで縄文様にご挨拶できました。縄文杉のすぐ近くのヒメシャラが良い色だしてました。その他はほぼ葉が落ちてます。黄色い葉っぱがキラリと光っておりました。


 とまぁ、デッキの上も快適だったので、ちょいとのんびり。いっぱい写真を撮って、スマホでもたくさん撮って、ユルい時間だったなと。登りで熱くなった体が冷め、ハラが減ったので後ろ髪惹かれつつも下山を開始しました。


 そして、ランチが寒かった…。はじめは若い男の子達が近くいて寒さをほとんど感じなかったのですが、その男の子達が去ったら…。風が冬なみの寒さでありました〜。みそ汁がしみるなぁと。最後の方はガスバーナーをストーブ代わりにするほどでありました。標高1200〜1300m付近は冬近しです。


 寒くなった体を温めるべく食べてすぐに歩き始めたのですが、ここからは団体様ご一行の時間帯。一カ所に3〜40人ほど密集して歩いており、盛り上がっておりました。しかも、そのほとんどがパッと見で70代の方達!ボクらの世代以上にパワフルであります。


 体が温まった頃に本日2度目のウィルソン株。チグちゃんはミラーレスからスマホにカメラを変えて激写。画面いっぱいの愛をおさめることができたなと。木漏れ日がイイ感じでした。


 で、帰りのトロッコ道は気を抜くと眠気が襲うような雰囲気になりましたが、なんとか眠る事なく歩けました。チグちゃんもまだまだ歩ける感じで、快調に歩けたなと。


 でもって、沢によってブレイクタイム。川のせせらぎを体に感じつつ、ユルい時間だったなと。水の流れを激写するべく、ここでもカメラテクニックで写真に集中しました。なかなか良いのが撮れたかな?


 で、小杉谷集落跡でも水の流れを激写!下の写真は疲れていじけてしまったチグちゃんではなく、写真に集中しているチグちゃんです。撮れた写真も「こんなのが見たかったの!」とチグちゃん。屋久島っぽい写真が撮れてよかったなと。


 で、朝は真っ暗闇だったスタート付近は、明るくなってみるとマムジグさの赤が際立って目立っておりました。うまい具合に受粉したものは、只今真っ赤になって冬の準備をしております。


 というわけで、最後まで元気いっぱい、疲れもほとんど見せずに笑顔で帰って来れました。お弁当を食べている時はかなりの寒さでありましたが、その寒さを味方につけて心地よい縄文歩きとなりました。

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