本日はガイドではなく、家族で太鼓岩まで行ってまいりました〜。山桜が気になって仕方なかったので、ワイワイ登ってきました。昨年よりもちょいと早めです。毎年、書いているような気がするのですが、いつも浪人時代に教えてもらった和歌を思い出してしまいます。
「世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」
(直訳:この世に桜がなかったら、春って季節はのどかなんだろうなぁ〜。)
いつもこの時期になるとボクもソワソワしてしまいます。この和歌はそんな心を見事に詠っているなと。屋久島でも「あそこの桜はどうかなぁ」とか「次の雨で散ってしまうんだろうなぁ」とか、心が落ち着きません!
さらに脳みその中を浪人時代にタイムトリップすると、
「ひさかたの 光のどけき 春の日に しず心なく 花の散るらむ」
(直訳:光がのどかな春の日に、桜の花ってのは落ち着くこともなく散っていくなぁ〜」
これまた名歌であります。意外と覚えているもんすね。桜と日本人の心ってのは昔っからおなじなんだなと。
で、本日の山桜です。
屋久島に限っていえば、今年は暖冬。一本の木に付く花が少なめです。それなりに冬が冷えないとモコモコ〜っと咲かないですね。寒すぎもまた問題ですが…。8分咲きといったところですが、明日は嵐になりそうなので今年のベストは今日だったかもしれません。今週末までピークが続いたらいいなぁ〜。
というわけで、心が落ち着かない今日この頃でした。
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