2012年9月6日木曜日

ラブリーなユルい森。

 本日は昨日に引き続き、ノリくん&メイちゃんと一緒に西部の森へと足を運んでまいりました〜。母のカヨコ母さんは縄文の疲れで療養です…。屋久島へ着いてすぐさま島一周をしたとのことで、まずはドライブがてら時間の都合で立ち寄らなかったいなか浜へ。どんより曇り空でしたが、この二人には関係ありません。口永良部島をバックにピンクのティシャツと「ナンバー3」が輝いておりました。背中が語っております。 


 ノリくんもメイちゃんも昨日の疲れを残しつつも、上半身は元気!屋久島トークをしたり、雑談をしたりと、縄文の疲れをほぐすように歩きました。休憩多めで静かな森でありました。


 そんな感じでテクテクと照葉樹の森を歩いていたら、ノリくんが「花だ!」と地面を指差しました。ん〜、まるで菊の紋様と見まがう美しさ。おそらく、「コツブヒメヒガサヒトヨタケ」という長ったらしい名前のキノコ。特に珍しいキノコでもないようなのですが、完全に開き切った状態で実に奇麗でありました。


 大きなモノから小さなモノまで、足を止めては歩き、歩いては足を止め、ユルいトレッキング。でもって、本日の最大の難関に到着ッ!メイちゃんもスリル満点を味わいながら、無事にクリア!ノリくんも悪戦苦闘するかと思いきや、持ち前の運動能力でササッと渡る事ができました〜。ナイス!


 その後は、海まで下りて、ボ〜っとタイム。砂の浜ではなく、荒々しい岩の浜。風に吹かれながら、大海原が絶景でありました。


 そして、ランチスポットへと進んだのですが、ここで衝撃的映像がッ!といっても、ノリくんとメイちゃんは初めて来る場所なので、ボク一人で衝撃的映像だったのですが、とある老木の大枝が豪快に折れていました…。個人的にこの大枝が好きで写真もよく撮っていたのですが、前回の台風で逝ってしまわれたようです…。木そのものは生きていますが、10mはあろうかという枝は無惨にも川に落ちてしまってます。これも自然の流れ…。今までありがとう。まずは折れる前の写真です。



 そして、本日の写真。ん〜、台風おそるべしであります。


 でもって、ガイドの情報で知っていたのですが、ガジュマルが半壊…。ガイド内では有名すぎるほどのガジュマルなのですが、けっこう豪快に折れてました。ん〜、痛い!しかし、これもまた自然の仕業。ボクらは見るという行為を通して、そこから何かを学んでいかなくてはいけないのだなと。


 そんなこんなで、ワイワイしつつ、ユルい森から車に戻ってくると、発信器を着けた鹿ちゃんが…。今日はメスとオスと2頭も発信器を着けた鹿ちゃんに会いました。調査のためとはいえ、けっこう首が重そうでした。


 疲れた身体をほぐすかのようにユルい歩きを終えた後は、時間にも余裕があったので美肌効果ナンバー1とも名高いJRホテル屋久島の日帰り温泉に。ツルッツルのスッベスベになれました。


 そんなこんなで昨日とは打って変わって、ユルさと歩く心地よさを満喫した一日となりました。台風の恐ろしさ、自然の厳しさも味わいつつ、中身の濃い時間でありました。

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