2012年7月13日金曜日

山歩きと人生哲学?

 本日は、一昨日&昨日に引き続き、ノナカさんと一緒に白谷〜太鼓岩へと行ってまいりました〜!カヨコ母さんは海へと旅立ったので、今日はノナカさんとマンツーマンデート。さすがに疲れているかなぁとお迎えに行くと、笑顔でルンルン。元気いっぱいでありました。
 でもって、快晴の中でスタート。この3日間は豪雨に曇りに晴れにと屋久島のすべてを味わえる天気の演出であります。素晴らしい…。そんな感じでテクテク歩くと、まだサツキが咲き残っておりました。すかさず、カメラを取り出すノナカさん。この3日間でちょこちょこカメラテクニックも伝授していたのですが、古希とは思えぬ手さばきでパシャリ。ナイスです。


 行きはキツメのコースを選択して、レッツ山道。するとちょっとして、どこかで見た後ろ姿が…。なんと一昨日に淀川小屋で談笑した68歳のおじちゃんがカメラに夢中になっておりました〜!おじちゃんも「お〜、また会ったね〜!」と。旅の再会にしばし盛り上がりました。もちろん記念撮影。旅は道連れ、世は情けですなぁと。


 とまぁ、脚力の衰えぬノナカさんであったので、のんびりペースでズンズン進みました。姫沙羅の落ちた花が良い感じであります。苔にもまだ潤いが残っており、活き活きしておりました。


 で、テクテク歩きつつ、植物の名前やら場所の名前もたくさんあったので、ノナカさんはすかさず携帯でメモ!使いこなしております。こういうのって、耳で聞いて、文字にして目で憶えると記憶にも残りやすいだけに、ノナカさんの頭脳は発達しているのでありましょう。まだまだ若いのには負けられません!


 で、苔むす森付近で苔を堪能し、まずは岩屋へ行ってランチタイムに。ちょうど良い時間で、まだ空いていて快適に食べれました。今日も爽やかな風が気持ちよかったです。


 そして、急斜面もなんのそので太鼓岩へ!ほとんど息切れもなく、絶景パラダイスへ登頂できました〜!歩いた者だけに見ることを許された風景であります。初めは貸し切りだったのですが、数人の若い人達が「疲れた〜!」とか「しんど〜い!」とか悲鳴を上げて登ってきました。その子たちも混ぜてワイワイしゃべっていたのですが、ノナカさんが古希であることを知ってみんなビックリ!爽やかすぎるノナカさんの表情が印象的でありました。その後、若いメンバーは一言も「辛い」とか「しんどい」という言葉を使うことはなかったです。まさに人生の先輩っぷりを背中で語ったノナカさんでありました。言葉ではなく、行動と表情で周りの空気を爽やかにしてくれたわけです。涼しい風以上だったなと。


 で、今日の最終便で帰る予定だったので、ちょいとのんびりしてから下山開始。3連チャンとは思えぬ歩きで、サクサク進めました。すると、そこに親子らしきお父さんと息子が登ってきたのですが、ノナカさんが「子どももこういう楽しみ方を知ってくれたら嬉しいわね」と。
 一昨日も話していたのですが「山登りが大変で辛いのは当たり前のこと。その先にきれいな風景が楽しさが待ってるから歩きたくなるのよね。それは歩いた人にしかわからない。」と。まさに人生哲学。ん〜、「ゆとり世代」に伝えたい魂であります。「ブ〜ブ〜弱音&戯言を言っている暇があったら、楽しさ目指して突っ走ろうぜっ!」と…。ボクもノナカさんの生き様から大切なものを教わったようです。


 そんな話で盛り上がりながら、入り口付近に戻ってまいりました。ちょうど三時のおやつタイムになったので、沢沿いで涼みながらコーヒーブレイク。ゆる〜い時間でありました。


 というわけで、無事に下山完了!疲れもほとんど見せずに元気いっぱい3連チャン終了となりました!ノナカさんの歩きと登山哲学に乾杯の山歩きとなりました!

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