2012年5月27日日曜日

1日で2度おいしい森でした。

 本日は元気いっぱいソウスケと一緒に太忠岳へ行って参りました〜。昨日は終日お天気が不安定で、飛行機はほとんど結構になるという状態だったので、ソウスケもひょっとしたら屋久島へ入れなかったのではと思いましたが、抜け目なく船で屋久島インしておりました。うちの嫁さんと同郷だけに、朝からローカルトークで親近感をアップしながらのスタートとなりました。

 屋久島トークの合間にうまいラーメン屋でローカル度を増しながら歩いていると、ランド内で満開御礼のフタリシズカがかわいく咲いておりました。標高1000m付近で盛り上がっております。


 で、午前中の森はというと、もうそれは最高レベルの雰囲気。苔は濡れ、葉は光、おまけに霧のオプション付き…。初屋久島でいきなりこの森は贅沢すぎるかなと…。もうランド内からソウスケはカメラモードにスイッチオン。健脚の持ち主であるにも関わらず、前に進めないという美しさでありました。


 そんなスペシャルな森をカメラをパシャパシャと快音を響かせながら歩いていると標高1400m付近でシャクナゲ様が咲いておりました。今年もそれほどつぼみは多くなかったのですが、昨年よりも多めに咲いております。下の写真は完全に開き切ったシャクナゲ様。中にはすでに散っているものも。逆にまだつぼみをパンパンに膨らませたものもあり、一週間ほどはシャクナゲ様に酔いしれる事ができそうです。屋久島の花といえば、シャクナゲなくしては語れませんから。


 でもって、グングン登って、頂上へ到着ッ!天柱石に守られて風はそれほどでもないのですが、岩がない所は風がピュ〜ピュ〜。けっこう刺激的でありました。風も冷たくてぶるっと凍えるほどでありました。しかし!北海道からはるばる来たソウスケはそんな風をもろともせずにカメラ片手に連写とも言えるほどに写真を撮りました。ちなみにランチタイムになったのですが、軽く1時間以上は天柱石とじっくりとご対面。寒さも忘れて、良い時間でありました。


 でもって、ランチもすませ、結局映画が一本見れるほどの時間を天柱石と過ごしたあとで下山開始。帰りも相変わらずの激写っぷりで、歩く人間の足を止める美しき森をすすみました。シャクナゲにも美しき雫がついており、雫フェチにはたまらなかったです。大きなカメラで撮りたい風景が盛りだくさんでありました。


 で、てくてくと下山しつつ、天文の森付近に戻って来ると、今度は雲の切れ間から太陽光線が!無数の雫ちゃん達を照らして、夢の森へ早変わり。キラッキラでありました。この辺で秘蔵アイテム単焦点を取り出したソウスケ。まだまだ激写登山は止まりません。


 そんなキラキラな森を歩き、ヤクスギランドまで戻ってブレイクタイムしようかな〜と沢まで下りたら、いつのまにか爽快な青空がッ!ソウスケも「1日で2度おいしいっすね〜」とほっこりでありました。こうなるとユルさが加速していき、眠気も…。良い時間でありました。


 そして、仏陀杉にごあいさつして、最後の橋をわたる時に、ようやく天柱石が姿を現してくれました。テンションもあがりつつ、数時間前までいた頂上を拝みました。


 そんなこんなでヤロー2人でワイワイと歩き、ローカルトークに花をさかせ、霧の森、太陽の光を浴びたスペシャルな一日となりました。

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