本日は屋久島5度目のエリちゃん、3度目のアキちゃん、初来島のオ〜キちゃんと一緒に絶賛寒波中の宮之浦岳へと行ってまいりました〜ッ!ここ数日は風が強く、2日前は船が全便欠航になるほどだったので、頂上付近がどうなっているのかドキドキの幕開けとなりました。
絶賛寒波中ですので、登山道沿いは霜柱だらけになっておりました。みんなでギャ〜ギャ〜、すごい!を連発しつつ、随所で写真を撮って歩を進めました。下の写真でエリちゃんが撮ってる白いヤツが全部霜柱。もっとすんごい場所もあったのですが、徐々に見慣れてきてしまい、だんだん意識しなくなってしまうほどでありました。
でもって、淀川小屋の温度計を見ると、バッチリ0度を下回っておりました。ここでマイナス1度程度ということは、頂上付近はマイナス5度ぐらいか?と想像してしまいました。ん〜、寒い。がしかし、この凛とした空気感は何ものにも変えがたいです。
そんなキ〜ンと引き締まる空気の中歩いていて、トーフ岩の展望所に到着。午前中は雲が残るという予報だったので、全くもって真っ白で何も見えませんでした〜。そんな時、オーキちゃんが「なんなん、ひげが…」と一言。ボクのヒゲにも水蒸気が着いていて、凍っておりました。ある意味、霧氷です…。
そんな感じで進んでいくと、小花之江河付近からは氷の世界になっておりました。ん〜、たまらないッ!花之江河も視界は0でありましたが、凍てつく感じがたまりませんでした。
その後、投げ石平付近でいよいよ青空到来ッ!なんともまぁ、天気予報が完璧に当たっていたわけです。この辺からはもうみんなでテンションMAX。それにしても、美し過ぎました。雲がドバ〜っと開けるとそこには薄らと白くなった山肌が…。お美し過ぎです。
その後も、ぐんぐん雲が無くなっていきましたが、気温は低いまま。いつもはチロチロと水が流れる所は氷の滑り台と化しておりました。アキちゃんも慎重に、いつ転んでも良いような態勢で進みました。もちろんゴムスパイク着用なので、お尻で滑る事はありませんでしたが…。いかんせん楽しかったっす。
そして、稜線を歩いていると、そこは完全に霧氷の世界ッ!ムヒョ〜〜〜〜っ!白いのは雪ではなく、全部霧氷です。登山道を見ると分かると思うのですが、積雪は0。完全に乾いています。午前中は雲の中だっただけに、その水蒸気が植物達の葉について凍っていたわけです。前述したボクのヒゲも同様…。美しさは比になりませんが…。
そして、みんなでハイタッチしながら宮之浦岳登頂!まさかの冬景色の中で、最高レベルの絶景が広がっておりました。まさかここまで晴れるとは…。さらには永田岳方面は雲海…。なんとも幸運過ぎるみんなであります。エクセレント。
とまぁ、絶景に我を忘れていたのですが、気づくとそこは暴風地帯だったのです。風も忘れて景色に見とれてしまったのですが、冷静に考えるとかなりの強風…。マイナスの風が容赦なくボクらを刺激してくれました〜。とりあえず、風があまり当たらない所で、ランチタイム。みんなで肩を寄り添ってのお昼ご飯となりました。
とまぁ、興奮冷めやらぬ森林限界だったわけですが、帰りも順調に歩を進める事ができました。午前中は雲の中だった場所も、全部丸見えになっており、一度登って2度楽しめる景色に。楽しかったっす。朝は見えなかったトーフ岩もクッキリドッキリ見えておりました。
そんなこんなで、リズミカルに歩き、淀川へ戻ってきました。川のそばでコーヒー&ココアブレイク。体が疲れたというよりは、美しさに興奮し過ぎてしまい変な脱力感が…。初めは木漏れ日を浴びながら話をしていたのですが、いつのまにかみんなは無言。頂上付近でテンションが上がり過ぎてしまった後の余韻であります。
というわけで、めまぐるしく変わる風景と霧氷に包まれた森林限界、そこに青い空が広がるという美し過ぎる一日でありました。こんな日に登れるなんて、みんなの運気の強さに脱帽せざるを得ない登山となりました。
なんちゃん、ありがとうございました!
返信削除今晩、岡山へ戻りました。
最高の天気と最高の景色と最高のメンバーに恵まれ、最高の一日でした!
春の南の島であの景色!本当に幸せ者です☆
心配していた膝も意外と大丈夫で、宮之浦岳の次の日は太鼓岩へ、その次の日は太忠岳へ行き、三日連続登山しちゃいました(笑)
ここまでさせちゃうのは、間違いなく屋久島パワーですね♪
4月から新しい仕事を頑張って、また屋久島へ行きますねー!!
本当にありがとうございました☆
おっ!エリちゃん。早速の書き込みありがとん。
返信削除いや〜、今回は霧氷に心を奪われちゃったねぇ。美し過ぎた…。
あんな日に登れるなんて、パーフェクトだったねぇ。
心配だった膝も大丈夫そうでよかったよかった。
3連チャン登山もお疲れちゃん。
てなわけで、来月から新生活がんばってねん!