2010年11月26日金曜日

鹿と人。どちらが多かったか…。

 本日は秋晴れな天気の中、テイさん、ヨッキー、クリリン、トミーと一緒に太鼓岩へと行ってきました〜。実はみんな宿つながり。初めはテイさんとラブラブマンツーマンの予定だったのですが、呑みの席が盛り上がったとのことで、みんなでワイワイしにいく流れとなったわけです。もちろんみんな1人旅。ん〜、旅は道連れ、世は情けであります。これだから旅はやめられない…!?

 でもって、所用があっていつもより1時間ほど早い出発。入り口からして、だ〜れもいない空間。ここが縄文杉につぐ人気スポットなのか!?と思うほど、シーズンオフな雰囲気が漂っておりました。そんな静かな状態で歩き始め、ワイワイしゃべりながら歩きました。
 実に快適に自分たちのペースで歩けました〜。テイさんも愛機を片手に連射ばりに美しき森をパシャッっておりました。前日の雨の影響で、潤いもナイス。空には雲があったので、木漏れ日はなかったのですが、緑がミドリミドリしておりました。

 歩けど歩けど、誰もいない森。後続のグループが来るかなぁと思いつつも、気持ちよすぎな森だったので、ついついのんびり歩き。そんな歩き方でも誰も登ってきませんでしたぁ。なんだかこの貸し切りが不気味なくらい…。いつもはにぎわう七本杉付近でも静かで、巨木と戯れることができましたぁ。

 通称もののけ付近の「苔むす森」へ着いても貸し切り!若い青年が足早に過ぎ去り、縦走の荷物を担いだおじさんが一人通り過ぎていっただけでした。てなわけで、ここでもつい我が物顔で緑の世界につかってしまいました〜。

 この辺までは人よりも、鹿が多い状態…。鹿の出没率は普段と変わらないので、ただ単に人が少なかっただけなのですが、ヨッキーは鹿の頭数と人の人数を数えながら歩いちゃいました。シーズンオフの遊びとしては面白いなぁと。

 そして、一気に太鼓岩へッ!標高1700メートルぐらいまではクリアに視界が広がっておりました〜ッ!さすがに吹きさらしの場所なので、風がかなり冷たかったのですが、貸し切り太鼓岩!防寒着を身にまとい、のんびり態勢を整えました。途中、軽装備な母子が数分間だけ同席したものの、贅沢にもボクらだけでこんなスポットを独占ッ!シーズンオフっていいなぁ〜。

 到着した時は、青空がちらほらだったのですが、ジャンプしたり、ジャンプしたり、ジャンプしていたら、いつの間にか頭上は青い世界へ変貌。良い空でありました。ヨッキーは屋久島3度目の来島にして、初めてクリアな視界を体験。リベンジ成功です。初屋久島のトミーもついついニヤニヤが止まらず、紅一点のクリリンもグラビア撮影と間違うほどにいろいろなアングルで撮影会となっておりました。いや〜、空が奇麗でした。

 そんな感じでボ〜っとしていたら、かなり寒くなったので下山開始。ランチタイムも静けさの中、みんなでワイワイ食べる事ができました。
 んでもって、ここまでは確か「鹿:人」が「8:4」ぐらいで、鹿に遭遇する方が多かったです。帰り道になってようやく人の勢力が増えてきました。
 計算したかのように、行きと帰りの森が入れ替わり、木漏れ日な空間でありました。帰りはちょうど後ろに太陽がある状態だったので、歩いては振り返り、振り返っては歩くというこれまたのんびりペースに…。苔の雫もバッチリ残っていたので、たまにみんなであやしい動きをしつつ、歩いたわけです…。あやしい動き…。それはこの森を歩いた人にしか知り得ない動き…。

 さすがに下山途中は苔むす森付近で、鹿よりも人の人数がうわまわっておりました。がしかし、帰りは原生林コース。ここから遊歩道に戻るまではおじちゃん一人と、超健脚な青年(これもまた同じ宿(ふれんど)の男性)が過ぎ去っていっただけでありました。なんと贅沢な空間…。
 でもって、今日は一時間ほど早く出たので、一時間ほど早く遊歩道に到着。ちょっと歩いてから、コーヒーブレイクしました〜。豪快な滝の音を聞きながら、良い時間が過ごせましたぁ。


 そんなこんなで旅は道連れ、世は情けなトレッキングは、天気の演出もあり、スペシャルな一日となりました。

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