2009年10月26日月曜日

止まない雨は、、、、、ない。

 本日も雨の中を元気ビンビン縄文様へ行ってきました〜。
前日に引き続き、早朝の縄文地方は大雨です。
女一人旅のshioshio、mi〜ちゃん、tomoちゃん、
一応、新婚のnaちゃんとkazuくんでワイワイ登ってきました。

 何を隠そう、mi~ちゃんは2年前にも屋久島に来て、
縄文杉に行こうと歩き始めたものの、雷と大雨のために途中で引き返したそうなんです。
そう、「嵐を呼ぶ女」がここにいたんですねぇ。
 3日前からず〜〜〜〜っと雨が降っているので、
ちょっと雨が強くなるとすぐに川は増水。
ん〜、危険です。しかし、ガイド魂なのかなんなのか、
こんな嵐の時こそ熱くなってしまうのです。
締める所は締めますが、この荒れ狂う天候を目の前に、
血潮が騒がないはずがない!
すでに前日の大雨で「嵐のテンション」になっているので、
なぜかボク一人テンション高めでした。

 前日よりも雨そのものは強くなかったものの、
降り続けているのでそこら中から無数の滝が…。
下の写真はトロッコ道の真ん中あたりにある「楠川わかれ」というポイント。
これは川ではありません。登山道です。ピンクテープが見えるでしょ!?

 トロッコ道も3割以上は川になってました。
みんなも後半にはだいぶ開き直ったようで、笑顔が出始めました。
自然の力を体験すると、一つ自分の殻を破れます(言い過ぎ?)。

 順調にトロッコを終了し、山道突入!
もちろん普通の道が沢状態に。
ということで、今日のツアーは「沢登り縄文参拝」に変更…。
みんなでグッチョグチョになりながら、歩きました。

 と、ウィルソン株周辺に着く頃から、雨が弱くなってきちゃいました。
個人的にはもう1時間ぐらい沢登り的縄文登山を楽しみたかったのですが…。
そして、野生の魂が揺すぶられたnaちゃんは自ら4本足歩行。
ん〜、やっぱり僕たち動物です。

 対する夫のkazuくんは、普段から身体を動かす仕事なので余裕の表情。
縄文杉の手前10分で、みんながは〜は〜乱しているところでも、
下の写真の通り、防水カメラで余裕の写真撮影。さすが日本を守る男!

 そして、縄文杉到着ッ!
いつもとはちょっと違う沢登り的縄文杉だったので、感動もひとしお!?
みんな雄叫びを上げていました。
tomoちゃんの眼がちょっと潤んでいたのは、雨のせい?それとも感動?
そこは追究しないことにいたします。

 で、まだ雨が降っていたし、時間にも余裕があったので、
小屋までいってランチタイムをすることに。
貸し切り状態でランチを楽しめました。
それにしても、今日は寒かったなぁ〜。
小屋じゃなかったら、かなり凍えていたかも…。

 小屋のすぐ隣に立派な「ヤクシマコハウチワカエデ」という樹があるのですが、
こいつの紅葉が毎年楽しみなんです。立派な樹でいつも燃える赤になるんです。
あと数日で完璧な見頃になりますね。

 ランチを終え、小屋付近でボ〜っとしていると、今日は初めての鹿と遭遇。
shioshioが近づいても、気にする事なく食事に夢中でした。
もう少し一緒にいれたら、shioshioも鹿と友達になれたかな。

 で、下りは雨もほとんど降らずに順調に下りてこれました〜。
若干数名ほど、膝が笑い始めてましたが。

 そんでもって、トロッコ道を下り始めると、
ようやく出てきました〜〜〜〜!我らが太陽ッ!
ボクも数日ぶりに光合成できました。
久しぶりに太陽と再会したなと。
歩けば歩くほど、青い空と輝く太陽になり、
朝とは180度正反対の天気になりました。

 あまりにも天気がよくなってきたので、
久々に沢へよってコーヒーブレイク。
いや〜、嵐を呼ぶ女mi~ちゃんの実力もここまでだったのか、
ナイスな太陽光線を浴びていました。

 そんなわけで、無事に下山完了できたわけですが、
行きと帰りで同じスポットから撮った写真です。増水する安房川。
上の写真は増水時、下は落ち着き始めた川。
ん〜、その差は歴然。水の力強さと優しさを見た1日でありました。


shioshio:なかなかどうして、屋久島にはまりそうになっちゃったでしょ?この雨といい、太陽といい、この島ならではの感じ方があるんだよね〜〜。まぁ、宿題がいっぱいできたってことで、いつでも遊びにきてちょ。

mi~ちゃん:今日で「嵐を呼ぶ女」を卒業できたのかな?とにかく、2年前のリベンジができてよかったね〜。縄文様もきっと喜んでいるはず。来るべくして、来たって感じだったね。でも、まだまだ屋久島は終わらないよ〜。

tomoちゃん:新調したトレッキングシューズは完璧だったね〜。あんだけ長靴のように水に入っても、無傷だったtomoちゃんのシューズはかなり優秀だよ。まぁ、膝が笑い始めたのは、ご愛嬌ってことで。

kazu&natsu:明日は動けるかな?

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